【ゲームエンタメ株概況(7/25)】IGポートが3日ぶりに大幅反発 2Q営業益が過去最高更新のモバイルファクトリーが後場に入って一段高

7月25日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比370.11円安の4万1456.23円で取引を終えた。前日までの2日間で2000円超の上昇を演じてきたこともあり、日経平均は朝方から売り物が先行し、一時は下げ幅400円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は42銘柄(44%)、下落は44銘柄(46%)、変わらずは10銘柄(10%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、IGポート<3791>が3日ぶりに大幅反発したほか、モバイルファクトリー<3912>が後場に入って一段高した。モバイルファクトリーは、後場場中に発表した第2四半期決算において、累計期間の営業利益が過去最高業績を更新したことが市場の評価材料となったようだ。
シリコンスタジオは反発し、終値ベースで6月11日以来となる4ケタ大台を回復した。
発行済株式の2.16%に当たる35万株・1億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したほか、子会社の翔泳社がAI情報専門メディア「AIdiver(エーアイダイバー)」を9月にローンチすると発表したSEH&I<9478>は小幅ながら4日続伸した。
半面、ソニーグループ<6758>との戦略的業務提携を発表したバンダイナムコHD<7832>は一時5000円台に乗せるなど朝方は買いが先行したものの、次第に上げ幅を縮小し、小幅ながらマイナス圏に沈んだ。
coly<4175>やカプコン<9697>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>なども安い。

会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億1700万円、営業利益10億5800万円、経常利益10億5700万円、最終利益6億9900万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912
会社情報
- 会社名
- SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)