【Steam(7/19～7/25)】『シャドバWB』が圧倒的な強さを披露　『星の翼』も一時TOPに　新作『魔法少女ノ魔女裁判』が上位キープと活躍

25年7月19日～25日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、1週間のまとめからみていきたい。

▼『Shadowverse: Worlds Beyond』の連続首位キープ
Cygamesの『Shadowverse: Worlds Beyond』が、この期間を通して首位をキープし、その強さを示した。7月25日の午前中は首位を逃したが、午後に入ると首位を取り戻した。

▼新作『魔法少女ノ魔女裁判』のトップ3入り
Re,AERの新作『魔法少女ノ魔女裁判』がリリース直後からトップ3にランクインし、高い前評判通りの活躍を見せた。

▼『明末:ウツロノハネ』の発売前からの注目と順位上昇
505 Gamesの新作ソウルライクアクションRPG『明末:ウツロノハネ』が、発売前から注目を集め、発売日には2位まで順位を上げた。

▼人気タイトルのイベント効果と再浮上
『ウマ娘 プリティーダービー』がメインストーリー追加で、『Monster Hunter Wilds』が季節イベントで、『レスレリアーナのアトリエ』がイベントとガチャでそれぞれ大きく順位を上げた。

▼『星の翼』の首位獲得と新作の好調な滑り出し
盛天游戏の『星の翼』がコラボイベントで首位を獲得し、Tripwire Interactiveの『Killing Floor 3』やAlliance Artsの『大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ』といった新作も上位にランクインした。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年7月21日 (月)
■ 25年7月22日 (火)
■ 25年7月23日 (水)
■ 25年7月24日 (木)
■ 25年7月25日 (金)

■ 25年7月21日 (月)

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■ 25年7月22日 (火)

7月22日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドバWB)』が首位をキープした。これで5日連続となった。『エーペックスレジェンズ』が2位で続いた。

この日は、新作として、Re,AER『魔法少女ノ魔女裁判』が3位にランクイン。リリース直後は2位までランクアップしたが、3連休中もTOP3をキープするなど活躍を見せた。閉鎖空間で13人の魔法少女が命を懸けて挑む、残酷ゴシック×議論ミステリーアドベンチャー。クラウドファンディングで6680万円を集め、Xのフォロワー14万人となるなど前評判の高いタイトルだった。

なお、3連休と休み明けのTOP3の動きは以下の通り。

505 Gamesの新作『明末:ウツロノハネ』が11位にランクインした。明代末期の古蜀（こしょく）を舞台としたソウルライクアクションRPGで、7月24日にSteamのほか、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Epic Games Store向けに発売する予定だ。リリースに向けて今後も順位を上げていくものと見られる。

■ 25年7月23日 (水)

7月23日9時50分現在の国内Steam売上ランキングは、Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond』が首位を獲得した。これで6日連続となる。2位は『エーペックスレジェンズ』、3位は『魔法少女ノ魔女裁判』で前日と変わらず。

Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』が前日9位から4位にランクアップした。メインストーリー第2部 後編「種を貴方に、希望は巡る」を公開するとともに、新育成ウマ娘「フサイチパンドラ」を追加しており、売上を伸ばしている模様だ。

また、カプコン『Monster Hunter Wilds』がTOP5に入った。本日7月23日より季節イベント「交わりの祭事【踊火の儀】」を期間限定で開催している。期間中にチケットを集め装備を手に入れたり、限定イベントクエストを楽しんだりして楽しむことができる。

このほか、コーエーテクモゲームス『レスレリアーナのアトリエ』が前日100位圏外から17位にランクアップ。7月22日よりイベント「アトリエサマー2025」に中編を追加するとともに、ガチャ「アトリエサマー2025 水辺の女帝ララ LEGEND FES」を開催している。ピックアップ対象キャラとして★3 ララ【Seaside Queen】が登場する。

■ 25年7月24日 (木)

7月24日10時現在の国内Steam売上ランキングは、Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond』が首位をキープした。これで7日連続のとなる。

この日は、新作の活躍が目立っている。まず、本日リリースの505 Games『明末:ウツロノハネ』が5ランクアップの2位まで順位を上げてきた。明代末期の古蜀（こしょく）を舞台としたソウルライクアクションRPGとなっている。まもなくアンロックされる予定。

Tripwire Interactive『Killing Floor 3』も14ランクアップの8位とTOP10に入った。大企業Horzine社が創設した生物工学に基づくモンスターによる軍隊「Zed」に反乱軍として挑む協力アクション/ホラーFPSとなる。本日リリース予定だが、記事執筆時点で約11時間後にアンロックされるとのこと。

このほか、Playstack『Abiotic Factor』が19位にランクイン。こちらは前日96位から77ランクアップとなった。超常的な脅威に侵略された研究施設を舞台とする協力サバイバルクラフト(1～6人用)。科学者たちとして団結し、独創的な道具や武器を作って生き残りを目指していく、という内容で、ユーザーレビューも「圧倒的に好評」と高く評価されている。

■ 25年7月25日 (金)

7月25日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、盛天游戏の3Dメカ美少女対戦ゲーム『星の翼』が首位を獲得した。『ハードコア・メカ』とのコラボを開始しており、その一環としてコラボピックアップキャラ「サンダーボルト·OTOME」を7月24日のメンテ後に追加しており、売上を伸ばした模様だ。

セガ『ペルソナ5: The Phantom X』が2位にランクアップした。今回のアップデートでは、『ペルソナ５』とのオリジナルイベント第2弾を開催するとともに、新★5怪盗として『P5』の「喜多川 祐介」が登場するVer.1.2のアップデートを実施したとのこと。

新作では、Alliance Arts『大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ』が10位にランクインした。 「皇帝殺し」の濡れ衣を着せられた悪逆令嬢スカーレットと、謎の少女リリィが人類初の配信者として帝國に反旗を翻すターン制ストラテジーとのこと。ユーザーレビューも「非常に好評」と評価が高い。

このほか、KURO GAMESの『Wuthering Waves(鳴潮)』がTOP10に復帰した。昨日7月24日より、ギミック搭載の新エリア「隠海実験場」に加え、新キャラクターフローヴァが登場するVer2.5「不滅の命に捧ぐ讃美歌」を実装したことがランクアップの原動力となったもようだ。