【ゲームエンタメ株概況(7/30)】2Q決算で大幅黒字転換を達成のAimingが3日ぶりに大幅反発 特損計上と通期業績予想の減額を発表のドリコムは大幅続落

7月30日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら4日続落となり、前日比19.85円安の4万654.70円で取引を終えた。米FOMC(連邦公開市場委員会)と日銀の金融政策決定会合の発表を日本時間の明日に控えていることもあり、終日方向感の乏しい展開となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は46銘柄(48%)、下落は44銘柄(46%)、変わらずは6銘柄(6%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、Aiming<3911>が3日ぶりに大幅反発し、一時300円台を回復する場面もあった。Aimingは、前日7月29日に発表した第2四半期決算で営業利益18億4300万円と大幅黒字転換を達成したことが市場から素直に評価されたようだ。
また、投資事業において連結子会社が保有する投資有価証券の一部を売却し、投資有価証券売却益5億900万円を9月に計上する東京通信グループ<7359>が買われ、ボルテージ<3639>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、CRI・ミドルウェア<3698>なども高い。
半面、前日7月29日に第1四半期決算を発表するとともに、特別損失15億6300万円の計上と通期連結業績予想の下方修正を発表したドリコム<3793>は大幅続落した。
7月権利落ちとなったエイチームHD<3662>のほか、オルトプラス<3672>やモブキャストHD<3664>なども安い。

会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高126億5500万円、営業利益1億1200万円、経常利益5300万円、最終損益10億3500万円の赤字(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高170億8600万円、営業損益5億5200万円の赤字、経常損益1億5000万円の赤字、最終損益3億4100万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911