サイバーエージェント、エンジニアとAIエージェントが協働する開発組織の進化を推進する専門組織「AIドリブン推進室」を新設

サイバーエージェント<4751>は、エンジニアとAIエージェントが協働する、革新的な開発組織の進化を推進する専門組織「AIドリブン推進室」を2025年8月に新設したことを発表した。

「AIドリブン推進室」では、急速に進化するAIエージェントに対応すべく、革新的な開発組織への進化に全社を挙げて取り組んでいく。エンジニアとAIエージェントが協働する自律型開発体制を構築することで、プロダクト開発速度の飛躍的な向上を実現する。また、この先のAI時代においても継続的に活躍できるエンジニアを育成するため、AI共創スキルの明確化とリスキリング制度の整備を推進するとともに、キャリアラダーや組織文化もAI時代にあわせて刷新し、AI時代にふさわしい働き方を構築していく。エンジニアとAIエージェントが共創する開発体制が当たり前となる中で、継続的にイノベーションを生み出せる開発組織への進化を目指していく。

■「AIドリブン推進室」の活動内容

「AIドリブン推進室」では、エンジニアとAIエージェントが協働する時代に必要なリスキリングプログラムの実行、生産性可視化および評価、AI時代に則ったキャリアラダーの策定、AI関連イベントの開催などを推進していく。AIエージェントを活用した抜本的な生産性向上を実現し、開発スピードを高めることで、サービスのさらなる価値創出につなげ、事業の持続的成長をエンジニアが牽引できる開発組織を目指していく。

■リスキリング

同社では、2023年に全社員を対象に「生成AI徹底理解リスキリング」を実施し、その後もエンジニア・機械学習エンジニア向けの「生成AI徹底理解リスキリング for Developers」「生成AI徹底理解リスキリング for ML/DS」を開催してきた。まずは、開発生産性の向上を実現するために、全ての開発工程にAIを組み込むためのリスキリングプログラムの実施と、開発生産性向上のアウトカム計測を推進していく。

■生産性可視化・評価

AIエージェントの導入促進とあわせて、生産性を定量的に可視化・評価ができる体制を全社で確立することで、生成AIへの投資判断についてもデータドリブンで対応していく。

■キャリア支援

AIエージェントの進化に伴い、エンジニアに求められるスキルが変化している。AI時代に則ったキャリアラダーの策定、社員のキャリアアップを実現するための人事制度、能力開発支援を行う。

■AI関連イベントの企画・運営

AIエージェント開発スキルを競う、部署対抗コンテスト「AI Agent Arena」や、ライブコーディングイベント「AI開発リアルタイムアタック」などのAI関連イベントの開催を通じて、事業部やプロダクトを横断したつながりや連携を強化していく。

株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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