バンダイナムコHD、9月中間期の営業利益を785億円から900億円に上方修正 好調な第1四半期決算を受けて トランプ関税の影響は30億円と試算

バンダイナムコホールディングス<7832>は、8月5日、第2四半期累計業績予想の上方修正を行い、売上高6050億円(前回予想5950億円)、営業利益900億円(同785億円)、経常利益940億円(同810億円)、最終利益650億円(同540億円)とした。
・売上高:6050億円(前回予想5950億円)
・営業利益:900億円(同785億円)
・経常利益:940億円(同810億円)
・最終利益:650億円(同540億円)
【従来予想からの修正率】
・売上高:1.6%増
・営業利益:14.6%増
・経常利益:16.0%増
・最終利益:20.0%増
【前年実績との比較】
・売上高:1.0%減
・営業利益:20.8%減
・経常利益:18.6%減
・最終利益:19.4%減

同社では、第1四半期累計連結業績が好調に推移したことに加え、足元の各事業の動向、第2四半期の商品・サービスのマーケティング計画等を踏まえて修正した、としている。米国の関税政策の影響については、営業利益で約30億円と試算しているという。
なお、2026年3月期通期の連結業績予想は見直しを行っていない。米国の政策動向や国内外におけるファンの嗜好の変化、競争環境の激化等の外部環境の動向、さらには第3四半期以降の大型タイトル等商品・サービスの販売動向や、年末年始の大型商戦の状況等を踏まえた上で精査する考え。

会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 浅古 有寿
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆2415億1300万円、営業利益1802億2900万円、経常利益1864億7000万円、最終利益1293億100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832