SANKYO<6417>は、8月7日、2026年3月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高551億8500万円(前年同期比30.7%増)、営業利益238億5100万円(同38.1%増)、経常利益243億9100万円(同38.8%増)、最終利益174億4700万円(同39.5%増)だった。
・売上高:551億8500万円(同30.7%増)
・営業利益:238億5100万円(同38.1%増)
・経常利益:243億9100万円(同38.8%増)
・最終利益:174億4700万円(同39.5%増)
パチンコ機関連事業が業績拡大を牽引し増収増益となった。同社では、パチンコ機関連事業では、新規3タイトルに加え、リユース機等を含む7タイトルを販売し、順調に販売台数を積み上げることができた、としている。
4月に投入した人気アニメ作品「東京喰種」とのタイアップ機は、販売・稼働ともに好調に推移している。7月には「ラッキートリガー3.0プラス」搭載機種の業界第一弾「eフィーバー炎炎ノ消防隊2」を発売した。
一方、パチスロ機関連事業では、新規1タイトルを販売したほか、長期稼働中の2タイトルの増産を行った。また、7月には、「ボーナストリガー」を搭載した「LB パチスロヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~」を発売した。
セグメント別の経営成績は次のとおり。
■パチンコ機関連事業
パチンコ機関連事業については、売上高367億円(同105.5%増)、営業利益176億円(同117.3%増)、販売台数7万9000台(前年同期は4万台)となった。
新規販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーうたわれるもの」(2025年4月)、「eフィーバー彼女、お借りします」(2025年6月)、Bistyブランドの「e 東京喰種」(2025年4月)の3タイトル。
■パチスロ機関連事業
パチスロ機関連事業については、売上高150億円(同9.5%減)、営業利益76億円(同21.0%減)、販売台数3万5000台(同3万5000台)となった。
新規販売タイトルは、Bistyブランドの「Lパチスロ 機動戦士ガンダムSEED」(2025年5月)1タイトルであるが、長期稼働中であるSANKYOブランドの「パチスロ からくりサーカス」、「Lパチスロ かぐや様は告らせたい」の増産を行った。
■補給機器関連事業
補給機器関連事業については、売上高33億円(同56.0%減)、営業利益2億円(同61.1%減)となった。
■その他
その他については、売上高9700万円(同30.8%減)、営業利益2900万円(同36.5%減)となった。
■2026年3月期の見通し
2026年3月期の業績は、売上高1850億円(前期比3.6%減)、営業利益630億円(同14.4%減)、経常利益640億円(同14.2%減)、最終利益440億円(同18.5%減)、EPS214.42円を見込む。
・売上高:1850億円(同3.6%減)
・営業利益:630億円(同14.4%減)
・経常利益:640億円(同14.2%減)
・最終利益:440億円(同18.5%減)
・EPS:214.42円
【通期計画に対する進捗率】
・売上高:29.8%
・営業利益:37.9%
・経常利益:38.1%
・最終利益:39.7%
会社情報
- 会社名
- 株式会社SANKYO
- 設立
- 1966年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO(最高経営責任者) 石原 明彦/代表取締役副社長執行役員COO(最高執行責任者) 富山 一郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6417
