![](https://i3.gamebiz.jp/old_images/uploads/2011/07/110708greelogo.jpg)
10月16日のフィーチャフォン版「GREE」ランキングは以下のとおりとなった。
■全体ランキング
「GREE」全体ランキングでは、コナミグループタイトルが前週は1~4位まで独占し、さらに、途中には、1~5位を占めていたが、短い間に状況が少し変わった。まず、1位「ドラゴンコレクション」、2位「プロ野球ドリームナイン」で前週と大きく変わらないのだが、今週は、3位にボルテージ<3639>の「王子様のプロポーズ for GREE」が入った。前週9位からのランクアップだ。
正直、個々のタイトルの動いた要因を分析・判断するのは難しい。様々なプロモーション施策やゲーム内のイベント、アップデートを行なっているため、どれが要因なのかよくわかりづらく、正直、記事の書き手としても「え~と、これ?」と半信半疑で書いていたりする。本作については、10月1日~14日まで実施していたテレビCMのキャンペーンが効果を発揮した模様である。
すでに記事として取り上げたものだが、人気ファッションモデルで、タレントのマリエさんが出演するテレビCM。“モトカレ”と“イマカレ”がいるマリエさんが携帯の恋愛ゲームで“ベツカレ”(別の彼氏)と楽しんでいる様子を通して、恋愛ゲームの魅力を伝えていく内容となっている(
関連記事)。様々な施策の組み合わせの効果なのだが、上手にマス広告を利用している。
このほかでは、コーエーテクモゲームスの「100万人のWinning Post」が7位に入った。リリースから間もないのだが、すぐに上位に入ってきた。コーエーテクモの看板タイトルだけあって、競馬シミュレーションゲームとしてもしっかりと作りこまれており、さらにいまは秋競馬の真っ盛りである。これから年末にかけて、さらに人気となることが期待されよう。
このほかでは、前週11位から6位に順位を上げたのはカプコン<9697>の「バイオハザード アウトブレイクサバイヴ」だった。こちらはプレミアムダーツを行うと100%レア以上が当たるキャンペーンや、初心者向けのキャンペーンなども行われている。ゲームアプリのトップページを見ると、今後、イベントやキャンペーン予告が目白押しである。
このほか、この週が一時5位につけていたコナミ「秘書コレクション」が12位から8位に、ウィルアーク「女神フロンティア」が11位から10位に順位を上げた。
■男性ランキング
男性ランキングについては、上位4タイトルは前週からは変化はなかった。1位「ドラゴンコレクション」、2位「プロ野球ドリームナイン」、3位「Jリーグドリームイレブン」、4位「クローズ×Worst」となり、コナミグループによる上位独占状態となっている。こうしたなか、先述のように大手ゲームメーカーのカプコンの「バイオハザード アウトブレイクサバイブ」が5位に、コーエーテクモゲームス「100万人のWinning Post」が6位に入った。
このほかでは、15位にスーパーアプリ「ドラゴンキャバリア-最後の騎士団-」が入った。前週ランキングから姿を消していたが、すぐに復帰した。GREE内での広告施策もあったが、10月7日~13日の期間、「翼妖を討て!!」というイベントを実施していた。ルーピーの討伐数に応じて報奨アイテムがもらえるもので、討伐数が多くなるほど良いものとなっていく。イベント期間中、「聖戦」でレアアイテムを入手する可能性もあがっていたようだ。
■女性ランキング
女性ゲームランキングでは、1位は引き続き「ドラゴンコレクション」となり、2位にはボルテージ「王子様のプロポーズ for GREE」が入った。3位には、前週12位だった「イケメン大奥★恋の園 for GREE」が入った。こちらについては10月4日から「秋の恋物語」と題するストーリーイベントを実施している。
イベントの内容は、ターゲットとなる男性を決定したら、物語を読み進めていき、物語中に発生する試練をクリアしていくものとなっている。ポイントになるのは、「優雅さ」と呼ばれるパラメーターだ。イベント内のお茶会で上げたり、イベント専用アイテムを使用することで達成できる。この数値次第で物語が分岐し、通常のENDと秘密ENDに分かれる。3人と秘密ENDを迎えると特別なアイテムが入手できる。
このほかでは、サイバーエージェント<4751>グループのサムザップ「コーデマニア」が6位から4位に、ボルテージの「ダーリンは芸能人for GREE」が9位から5位に順位を上げた。