ビーグリー、25年12月期通期の業績予想を下方修正 既存ユーザー向けの広告宣伝費の削減でヘビーユーザーを含むアクティブユーザー数が減少

ビーグリー<3981>は、8月14日、2025年12月期通期の連結業績予想の修正を発表、ヘビーユーザーを含むアクティブユーザー数が減少したことで、売上高・利益ともに従来予想を下回る見通しとなった。

売上高195億9300万円→164億6300万円(増減率16.0%減)
営業利益17億6400万円→14億1800万円(同19.6%減)
経常利益17億900万円→13億6400万円(同20.2%減)
最終利益8億8500万円→6億3600万円(同28.1%減)

「まんが王国」において、今期より新規ユーザーの獲得を目的とした広告戦略を実施し、新規ユーザーの獲得を進めてきた。一方で、既存ユーザー向けの広告宣伝費を削減したことで、ヘビーユーザーを含むアクティブユーザー数が減少した。これにより、プラットフォームセグメントの売上高は、前回予想値を大きく下回る見通しとなった。

デジタル売上高は、第2四半期期間の実績を踏まえ、通期の成長率を13%から8%に修正したことにより、コンテンツセグメントの売上高は、前回予想値を下回る見通しとなった。

これらの結果、同社グループにおける売上高は、前回予想値を下回る見通しとなり、売上総利益が減少する見通しとなったことから、各段階利益についても前回予想値を下回る見通しとなった。

なお、期末配当予想についても、連結業績予想の修正を踏まえ、従来予想の1株当たり48円から42円に下方修正した。

株式会社ビーグリー
https://www.beaglee.com/

会社情報

会社名
株式会社ビーグリー
設立
2004年10月
代表者
代表取締役社長 吉田 仁平
決算期
12月
直近業績
売上高184億4600万円、営業利益17億8600万円、経常利益17億2600万円、最終利益13億300万円(2024年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3981
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