夏クール折り返し!アニメインフルエンサー×gamebiz編集部が選ぶ注目2025年夏アニメレビューVol.1【タコピーの原罪/サイレント・ウィッチ ~沈黙の魔女の隠しごと~/ばっどがーる/光が死んだ夏】

2025年夏クールも折り返し地点。数々の新作アニメが話題を集める中、果たして本当に“推すべき一本”はどの作品なのか。アニメ産業において、初動1〜3話の評価はその後の話題性や配信成績を左右する重要な指標だ。

今回gamebizでは、3名のアニメインフルエンサーと編集部が、2025年夏クールの新作をレビュー&スコアリング。作品ごとの強みと課題を浮き彫りにし、後半戦への期待値を測る。

本稿では、「タコピーの原罪」「サイレント・ウィッチ ~沈黙の魔女の隠しごと~」「ばっどがーる」「光が死んだ夏」の4作品を紹介していく。

参加インフルエンサー紹介

なめろう巻

TikTokとYouTubeでアニメの発信をするshort動画クリエイター。ラブコメから鬱アニメまで最近のアニメならなんでも見ます!!!
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なお、『オタク転生』というグループにても活動中。

金色のオタク

オタ活・推し活をメインにYouTube・TikTokで活動し約35万人の登録者を持つ。ラブコメが大好きですが他ジャンルも幅広く見てます。
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なお、『オタク転生』というグループにても活動中。

HANIWA

主にグループ活動のオタク転生、個人活動でオタ活動画と、ダンスや歌の動画など幅広く作っています。視聴前と後どちらもワクワクしてもらえるようなレビューを心がけていきます!
【活動TikTokはこちら】

なお、『オタク転生』というグループにても活動中。

ビズ君(※gamebiz編集部)

gamebiz、インフルエンジンにて活動する猫。その実態は、様々なライターや識者の想いや念が憑依した存在(?)。今回はどうやら、アニメライター歴10年以上のライターが憑依しているようだ。

タコピーの原罪

作品紹介

原作はタイザン5による漫画作品で、「少年ジャンプ+」にて2021年12月〜2022年3月に連載。上下巻で完結し、合計発行部数は145万部を突破した衝撃作。アニメは2025年6月28日から全6話の配信形式でスタート。監督・シリーズ構成は飯野慎也、制作はENISHIYA。しずかの笑顔を取り戻すため、ハッピー星人・タコピーが奔走する感動と狂気の物語。 Netflix、Amazon Prime Video、ABEMA、U-NEXT、dアニメストア、Hulu、Disney+、DMM TV、バンダイチャンネル等、多くの配信プラットフォームで視聴可能。

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なめろう巻

レビュースコア:9点

漫画で話題の時から追っていて、ついにアニメ化!漫画のままのキャラデザで、原作の雰囲気がアニメになっているのが素直に嬉しかったです!原作は2巻のみのため、アニメでどうまとめるのか、先がとても楽しみです。
令和最高の鬱アニメになって欲しいと願っています。

金色のオタク

レビュースコア:9点

原作を読んでいたので楽しみにしていた作品です。
結論から言うと原作の雰囲気そのまま…いや、超えるぐらいシリアスに作られてます。ですが、周りのキャラはもちろん【タコピーの成長】に個人的には目が離せません。原作勢や未読の方、多くの人に見て欲しい心に響く作品です。

HANIWA

レビュースコア:9点

ジャンプ+にて2021年から連載していた作品で、連載当時の盛り上がりはかなりのもので、その熱量をそのままにアニメに注ぎ込んだ高クオリティアニメ。
無知な宇宙人タコピーと、複雑な環境下で苦しむしずかちゃん。他にも闇を抱えたキャラが多く歪に混じり合う。面白いです。

ビズ君

レビュースコア:9点

原作連載時から爆発的人気を誇った作品。凄惨ないじめや複雑な家族関係が背景にあるヒューマンドラマかと思いきや、キャラクターそれぞれに歪んだ感情があり、サイケデリックな雰囲気を醸し出す。そんな彼らを見るタコピーの純粋な視点のおかげで、より一層異常な世界が演出できている。

サイレント・ウィッチ ~沈黙の魔女の隠しごと~

作品紹介

原作は依空まつり(カドカワBOOKS、かどコミ掲載)によるライトノベル(小説版および漫画版あり)で、イラストは藤実なんな。アニメ版は2025年7月4日よりTOKYO MXほかにて放送・配信中で、総監督・構成・脚本は金﨑貴臣、制作はStudio五組。静けさと秘密を抱えた“魔女見習い”の静謐でダークな物語に注目。

公式サイトを見る

なめろう巻

レビュースコア:9点

無詠唱魔法は異世界アニメの定番ですが、コミュ症ゆえの無詠唱は突飛な発想で面白かったです。
また、サブキャラのノリが面白くて、見ていて全く飽きることがなく、主人公モニカは可愛い、カッコいい、強いと、超推せる!!!!
今後のモニカのバトルシーンが楽しみで、期待に胸が膨らみます!

金色のオタク

レビュースコア:8点

1話での印象は「テンプレみたいな最強魔法系かな?」と思っていたのですが…2話3話と話が進むにつれキャラの可愛さ・作画での雰囲気作りが上手くハマっています。また、主人公が周りにバレないように魔法を使わないところも物語としての面白さを出してます主人公の魔法が次は、いつ見れるのか気になります!!

HANIWA

レビュースコア:6点

人と関わるのが苦手な内気な魔女が、学園潜入させられ護衛任務を課せられるストーリー3話時点では大きな動きはあまりないが、オープニングムービーが特に綺麗で、この作画を本編の見せ場で披露してくれれば一気に評価が上がる気がするので先が楽しみな作品。

ビズ君

レビュースコア:8点

まず驚かされたのは映像美。モニカが住む山奥の小屋、きらびやかな学園、どの瞬間も美しく惹き込まれる。初期キービジュアルの凛とした佇まいのモニカが印象的だったので、オドオドとした姿にはちょっと驚き。今後は彼女の成長がどう描かれるかにも注目したい。

ばっどがーる

作品紹介

原作は肉丸による4コマ漫画(「まんがタイムきららキャラット」連載中。アニメは2025年7月から放送中で、監督は古田丈司、シリーズ構成は米村正二。見た目は不良でも内心は純情な女子高生・優が学園生活で奮闘するダーク青春コメディ。

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なめろう巻

レビュースコア:10点

可愛いぃぃーーよぉぉーーーー!!!娘に欲しい。
きらら作品らしい、キャラの個性が強く、可愛さマシマシ、作画も最高。
某ラーメンの固め濃いめ多めの3段活用はありますが、それに勝るとも劣らない中毒性を感じます。
今期、私の心を癒してくれるのはこの作品だと確信しています。

金色のオタク

レビュースコア:7点

ゆるっと見れる百合日常アニメです!!きららアニメということで「可愛い!!最高!!」それに尽きる作品なのではないでしょうか。個人的には涼ちゃんが好きで周りのキャラがボケばかりなのでツッコミ担当としてこれからも頑張って欲しいです笑笑

HANIWA

レビュースコア:7点

百合要素を含んだアホな子コメディ
全キャラ何かしらのツッコミどころを持っておりキャラが尖っていているが、掛け合いのワードセンスが良くすぐに馴染む
キャラデザはプニプニしており可愛いく好きな人にはかなりハマるアニメだと思います。(個人談)

ビズ君

レビュースコア:7点

芳文社「まんがタイムきららキャラット」の4コマ漫画が原作ということで、第1話から掴みどころのない、緩いギャグの世界が連なっている。不良を目指す主人公・優と風紀委員長・亜鳥のやり取りはこの作品のキモで、優の振り回される姿はとにかくコミカルでテンポもいい。

光が死んだ夏

作品紹介

原作はモクモクれんによるホラー青春漫画で、「ヤングエースUP」にて連載中、累計発行部数は350万部超。アニメは日本テレビ(毎週土曜24:55〜)で2025年7月から放送中。幼なじみと思っていた相手が“ナニカ”に入れ替わっていた…という恐怖と切なさが交錯する異常な日常描写が魅力。

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なめろう巻

レビュースコア:7点

3話まで見てもどう物語が展開されるか、いい意味で分かりませんでした。
夏の蒸し暑さを随所に感じますが、それを吹き飛ばすほどのホラーで、特に物陰から見張っているように見えるアングルが印象的でした。
ここまで作画が綺麗なホラーを見れるのはこの作品だけだと思うので、ぜひ視聴してほしいアニメです。

金色のオタク

レビュースコア:8点

原作は見てなかったのですが…こんなにもホラーを感じさせてくれるアニメは久しぶりだなと思いました。2.3話と進んでいくにつれて主軸となるキャラたちはもちろん、この町全体が良くない方向に進んでいることがヒシヒシと伝わってきます!!ホラー系アニメが不足してる人はぜひ!! 

HANIWA

レビュースコア:9点

恐怖と狂気を孕んだホラーサスペンスアニメ
人外ホラー演出、放たれるワード一つ一つが秀逸。
物語の盛り上げの引き出しの多さに流石のCygamesさんのアニメーションと言わざる終えない。
光の気持ちは本物なのか、借り物のハリボテなのかスレスレのやり取りは目が離せない。

ビズ君

レビュースコア:9点

死んだと思っていた親友が、未知の”ナニカ”としてよみがえり、今までと変わらない生活を送る。山に囲まれた集落で起こる物語はどこか不気味。その不気味さを映像・音・演技のすべてで巧みに表現している。とてもレベルが高いサイコホラーだと思う。

まとめ

なめろう巻 金色のオタク HANIWA ビズ君
タコピーの原罪 9 9 9 9
サイレント・ウィッチ ~沈黙の魔女の隠しごと~ 9 8 6 8
ばっどがーる 10 7 7 7
光が死んだ夏 7 8 9 9



本レビューは、各人の意見・主張を基に掲載されたものです。ブシロードグループにて関わるアニメ作品においてもその限りであり、各個人の意見を尊重して掲載されています。

©タイザン5/集英社・「タコピーの原罪」製作委員会
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©2024 依空まつり・藤実なんな/KADOKAWA/セレンディア学園広報部
©肉丸・芳文社/ばっどがーる製作委員会
©モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会