
ポールトゥウィンホールディングス<3657>の子会社であるSide International HoldingsとRazerは、この日(8月22日)、ゲーム開発者向けのテストソリューションツール「Sideが技術支援するRazer Cortexプレイテストプログラム(Razer Cortex: Playtest Program - Powered by Side)」を発表した。
このツールは、Side独自のAI技術を活用し、RazerのPCゲームランチャー「Razer Cortex」を通じて提供される。これにより、開発会社は大規模かつターゲットを絞ったプレイテストを効率的に実施でき、テストコストを最大80%削減できる可能性があるという。
ゲーマーはRazer Cortexからプレイテストに参加し、NDAに署名してゲームをプレイする。プレイ時間やパフォーマンスデータが記録され、アンケートを通じてフィードバックを提出するとRazer Silverの報酬が得られる。収集したデータはSideのAIで分析され、デバッグチームがレポートを解釈・検証することで、低コストで実用的なプレイテストデータと分析結果が提供される。
このプログラムは、従来のプレイテストの課題を解決し、Razerのグローバルコミュニティを活用して多様なテスター層にアクセスできる。また、AIを活用してユーザーから収集したデータがデバッグチームを支援し、ラボ環境では見逃されがちなバグの発見に貢献する。SideはAIを活用したゲームサービスソリューションに多大な投資を行っており、このツールはテクノロジーと人間の創造性の融合を反映している。

会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高522億2500万円、営業利益7億8600万円、経常利益7億5600万円、最終損益6億9200万円の赤字(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3657