サイバーステップ、商品企画・卸売事業に特化した子会社ミライヲツナグとブロックチェーンサービス開発事業に特化した子会社テノーラを9月中に設立

サイバーステップ<3810>は、8月29日、商品企画・卸売事業に特化した子会社「ミライヲツナグ株式会社」と、ブロックチェーンサービス開発事業に特化した子会社「テノーラ株式会社」の2社を9月中に設立することを発表した。

同社グループは、現在まで国内外におけるオンラインゲームの開発および運営事業の展開とともにエンターテインメント事業として、動画配信プラットフォーム向けコンテンツの制作・運営などの事業を積極的に展開きた。今後も既存事業の発展に加えて、新たな収益基盤の模索を進め、企業グループ価値の更なる向上を目指すべく、「商品企画・卸売事業」と「ブロックチェーンサービス開発事業」に特化した子会社を設立する。

商品企画・卸売事業については、グループで取扱う景品および各種玩具、キャラクター商品の企画、製造、販売並びに輸出入などの周辺業務を行うことで、市場ニーズに迅速に対応し、効率的に供給する体制を構築する。

一方、ブロックチェーンサービス開発事業については、暗号資産による決済、現物資産のデジタル証明の発行、ゲームやデジタル商品の販売に加え、暗号資産の保有・運用を推進する。イベントなどのリアル体験とデジタルを有機的に接続し、グループIPと連動した価値提供を強化し、グループのシナジーを最大化していく。

なお、子会社2社の設立によるサイバーステップの今期業績への影響は現時点では軽微な見込みだが、中長期的にはグループの企業価値向上に寄与すると考えているという。今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに公表する方針だ。