クランチロール、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』の興行成績と各国での取り組みを紹介 北米・インド・中南米で過去最高 欧州でも好スタート

クランチロールは、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと協力して8月12日より『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』を世界各国で劇場公開しており、9月12日~14日の興行成績の速報値を公開した。東南アジアに続き、9月11、12日からは中南米、オセアニア、中東、欧州、北米、アフリカでの公開も開始した。
▼グローバル
世界1位
▼アメリカとカナダ
興収7000万ドル(103億円)で第1位、日本のアニメ映画として北米史上最大のオープニング成績を達成
▼インド
日本のアニメ映画として過去最大、750以上のスクリーンで上映。同じく日本のアニメ映画としてインドで初めて日本語(+英語字幕)、英語、ヒンディー語、タミル語、テルグ語の5言語で展開
▼中南米
複数のマーケットで日本のアニメ映画として歴代最高のオープニングを達成
▼欧州
1740万ドル(25億円)の興行収入を達成。今週フランスやドイツなど、さらに公開地域が広がる
米国では、San Diego Comic-Conでの大規模プロモーションに続き、前売り券発売に合わせた8月15日にロサンゼルスのドジャースタジアムで「鬼滅の刃ナイト」が開催した。また、米国公開の直前、9月9日にもテキサス・レンジャーズの本拠地であるグローブライフ・フィールドで、同様の取り組みを行った。
9月9日には、ハリウッドのTCLチャイニーズシアターで、日本から声優の花江夏樹さんに加えて、俳優のチャニング・テイタムさん(慶蔵役)をはじめとする英語吹替え版のキャストが一堂に会したプレミアイベントが実施した。
花江さんは、ロサンゼルスに加えて、パリ、メキシコシティでのプレミアイベントにも参加した。
インドでは、9月7日にムンバイでファン向けの特別試写会が実施され、クランチロールのブランドアンバサダーであるラシュミカ・マンダナさんとタイガー・シュロフさんが参加した。東南アジアにおいては、ひと足早く8月中旬に本作品が公開され、8月11日にシンガポールで行われたプレミアイベントには、冨岡義勇役の櫻井孝宏さんが参加した。
▼クランチロールのプレジデント、ラウール・プリニ氏のコメント
「興行成績も重要ですが、クランチロールはもっと様々な視点で映画の成功を見ています。例えば、映画がファンダムを広げたか、人々がその映画を話題にしたか、家族や友人を誘って劇場に足を運んだか、コミュニティの集いのような雰囲気を劇場で感じられたか、映画の勢いが配信やグッズ、イベントに波及しているか――こういったことが、作品へのインパクトを持続させます。優れたアニメ作品を世界中で共有される文化的体験へと変えることがクランチロールの役目であり、得意とするところです」
会社情報
- 会社名
- Crunchyroll(クランチロール)