【ゲームエンタメ株概況(9/18)】日経平均は半導体主導で上昇し4万5000円乗せ エディアが年初来高値更新 KLabが材料出尽くしで大幅続落【チャート掲載】

9月18日の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比513円05銭高の4万5303円43銭でこの日の取引を終えた。終値ベースで初の4万5000円台に乗せた。米国FOMCを無事通過し、半導体関連を中心に物色されたという。

 

【主要指数】
・日経225: 45,303.43(+513.05)
・TOPIX: 3,158.87(+13.04)
・ドル/円: 147.19(+0.17)
・ダウ: 46,018.32(+260.42)
・ナスダック: 22,261.33(-72.63)
・SOX: 6,060.22(-19.01)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は45銘柄(47%)、下落は44銘柄(46%)、変わらずは7銘柄(7%)で、買い優勢だった。

エディア<3935>が年初来高値を更新した。この日発売となった「会社四季報」で業績予想が更新されたことが手がかり材料となった。以前はよくみられた四季報相場だ。

 

gumi<3903>が反発。『ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ』のリリース日を9月25日に決定したと発表したことが手がかり。

 

反面、KLab<3656>が連日の大幅安。26年リリース予定の『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』の開発を担当すると発表したことを受けて、目先材料出尽くしと受け止められたようだ。enish<3667>もさえない。

 

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、任天堂<7974>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>が高く、日本一ソフト<3851>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、アカツキ<3932>、モバイルファクトリー<3912>が高く、グリーHD<3632>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。

 

フリューは、前日に8月の月次売上高を発表し、売上高が前年同月比0.3%増の38億4400万円だった。月次売上高に伸び悩みの傾向が見られるうえ、直近で年初来高値を更新していたこともあり、利益確定の売りに押された模様だ。

 

 

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