gumi、26年4月期は売上高2%増、営業益77%減に 『オラドラ』ヒットで増収確保もプロモ費用などが響く 暗号資産評価益で経常益は増益に

gumi<3903>は、6月12日、2026年4月期の連結決算を発表、不採算タイトルの早期撤退や一部タイトルの他社への運営移管、エイリムの株式譲渡などの構造改革による影響があったものの、『ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ』(『オラドラ』)の躍進で相殺し、前年同期比で増収を達成した。

一方で、利益面では『オラドラ』のプロモーション費用などが影響して営業利益は減益となったものの、暗号資産評価益の計上で経常利益は増益を確保した。

■2026年4月期実績

売上高91億8300万円(前年同期比2.7%増)
営業利益8300万円(同77.5%減)
経常利益21億7000万円(同3.2%増)
最終利益14億5400万円(同29.5%減)

■セグメントごとの状況

①モバイルオンラインゲーム事業 売上高70億600万円(前年同期比8.6%増)、営業損益4億6900万円の赤字(前年同期1億1800万円の赤字)
不採算タイトルの早期撤退、一部タイトルの他社への運営移管、前期における子会社エイリムの株式譲渡などの構造改革による影響があったものの、新作『ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ』を配信開始したことを主因として、前年同期比で増収となった。

営業利益については、コスト構造の最適化を継続的に実施しているものの、同タイトルの配信前後におけるプロモーション強化に伴う一時的な広告宣伝費の増加などにより、前年同期比で損失幅が拡大した。

②ブロックチェーン等事業 売上高21億7700万円(同12.5%減)、営業利益5億5200万円(同12.8%増)
法令や行政動向を慎重に見極めながら、ゲーム配信やプラットフォームビジネスを中心とした「エンターテイメント領域」と、アセットマネジメントや投資を中心とした「金融領域」の二軸で事業を推進した。売上高は、エンターテイメント領域において、配信中の一部タイトルにて運用期間の経過に伴う減収があったものの、暗号資産の受領に伴う売上計上が寄与した結果、前年同期比で増収となった。

一方、アセットマネジメント領域においては、暗号資産マーケットが軟調に推移したことに伴う保有暗号資産の価格下落などの影響を受け、前年同期比で減収となった。

営業利益については、ゲーム開発および運用コストの最適化など、採算性を重視した効率的な体制構築に努めた結果、前年同期比で増益となった。

■通期業績予想は非開示

2027年4月期通期の連結業績予想については非開示。同社グループを取り巻く事業環境は短期的な変化が激しいことから、同社グループの業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。

ただし、今期は「大型IPタイトルリリース等により、確実な増収増益を目指す」としており、引き続き黒字計上を予定しているもようだ。

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。

株式会社gumi
https://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
代表取締役社長 川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高89億4200万円、営業利益3億7000万円、経常利益21億300万円、最終利益20億6300万円(2025年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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