クランチロール、「Crunchyroll Manga」を10月9日より米国とカナダで提供開始…Link-Uグループのシステムを採用

クランチロールは、米国時間9月25日、有料会員向けの追加サービスとして、米国とカナダで「Crunchyroll Manga(以下 クランチロール・マンガ)」を10月9日より提供すると発表した。ユーザーは、スマートフォンなどのモバイル端末および主要ウェブブラウザから同サービスを利用できる(※ブラウザ版の提供開始は10月15日)。
サービス開始時には、アルファポリス、コンパス、スクウェア・エニックス、VIZ Media、Yen Pressなど、国内外複数出版社の数百におよぶ作品を広告なしで配信する。
今後は集英社、J-Novel Club、サード・ライン・ネクスト、ハイストーンといったパートナー企業のマンガ作品も順次追加される予定。各出版社の人気タイトルが一堂に集まることで、米国とカナダのマンガファンは、これまで以上にマンガへのアクセスが容易になる。
デジタル初配信となる作品も含め、『ONE PIECE』『呪術廻戦』『黄泉のツガイ』『薬屋のひとりごと』『その着せ替え人形は恋をする』『光が死んだ夏』『リコリス・リコイル』『ダンジョン飯』『佐々木と宮野』『月が導く異世界道中』『龍の花嫁は鬼の嘘に溺れる』といったさまざまなジャンルの人気作品を数百話以上揃える。

クランチロール・マンガは、マンガサービスの開発・企画・運用を担うLink-U<4446>グループのシステムを採用しており、TVアニメや劇場版作品などを配信する、最大のアニメライブラリであるクランチロールのフラッグシップサービス「Crunchyroll」とは別のアプリとして提供される。
▼クランチロールのチーフコンテンツオフィサー、末平アサ氏のコメント
「アニメとマンガは常に表裏一体で、クランチロールはこれらのコンテンツを世界中のファンに提供できるユニークな立場にあります。クランチロール・マンガは単に新しいマンガアプリではではなく、究極のアニメライフスタイル体験をさらに拡張するものです。ストーリーを読むことが好きなファンのために、アニメの物語とマンガのそれを結びつけます」
クランチロール・マンガは、ニューヨークで10月に開催されるNew York Comic Conで初公開されるほか、パネルセッションも予定されている。
なお、料金体系は、Crunchyrollのメンバーシッププランによって異なる。例えば、Crunchyroll Ultimate Fan(米国で月額15.99ドル)の場合、追加料金は不要となる。その他のプランの場合の追加料金は次の通り。(価格は米ドル、カナダドルの順。いずれも月額費)
● Crunchyroll Fanの場合:4ドル /5.50ドル
● Crunchyroll Mega Fanの場合:3.50ドル /5ドル
いずれのプランの場合も、スマートフォン、タブレット、ウェブから広告なしで無制限に利用することができ、オフライン利用のためのダウンロードに対応する。ダークモード、2ページごとの見開き表示、厳選したおすすめ作品を網羅したパーソナライズした本棚などの機能が提供される。
会社情報
- 会社名
- Link-Uグループ
会社情報
- 会社名
- Crunchyroll(クランチロール)