コーエーテクモ、自己株式の処分について割当先から予定株数全数の応募があったと発表…東証プライム上場維持に向けて前進
コーエーテクモホールディングス<3635>は、この日(9月26日)、第三者割当による自己株式の処分について、割当先である大和証券から処分予定株式数全数(326万株)の申し込みがあったことを明らかにした。払込金額は1株あたり1752.12円で、総額57億1100万円を調達する見通し。払込期日は9月30日を予定している。
第三者割当による自己株式の処分に一般募集も合わせて調達する315億3400万円の使途は、全額を2028年3月末までにコーエーテクモゲームスへの投融資を通じて、エンタテインメント事業における人的資本への投資、具体的には新規タイトル等の開発体制の維持・拡充のための人件費に充当する予定。
なお、同社は今月2日、東証プライム市場の上場維持基準への適合を目的として、公募による自己株式の処分として1474万株、売り出しで700万株を売却すると発表していた。東証プライム上場維持に向けて一歩前進となる。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高831億5000万円、営業利益321億1900万円、経常利益499億8800万円、最終利益376億2800万円(202年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635