
9月30日の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比111円12銭安の4万4932円63銭でこの日の取引を終えた。米政府の閉鎖リスクや自民党総裁選挙、日銀の利上げ観測など不透明要因が重なったことから様子見ムードが広がったという。
【主要指数】
・日経225: 44,932.63(-111.12)
・TOPIX: 3,137.60(+6.03)
・ドル/円: 148.07(-0.54)
・ダウ: 46,316.07(+68.78)
・ナスダック: 22,591.15(+107.09)
・SOX: 6,315.11(+10.06)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は36銘柄(38%)、下落は56銘柄(58%)、変わらずは4銘柄(4%)で、売り優勢だった。大手には押し目買いなどの動きが見られており、反転につながっていくのか注目される。
大手ゲーム関連を見ると、コーエーテクモHD<3635>が大幅高となった。東証プライムへの上場維持への期待に加えて、ショートカバーも入った模様だ。ほか、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>が高く、ソニーG<6758>、セガサミーHD<6460>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、マーベラス<7844>が変わらず、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、アカツキ<3932>が高く、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、エディア<3935>が高く、サンリオ<8136>、東宝<9602>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。


個別株では、Link-U<4446>が3日連続のストップ高となった。引き続き「クランチロールマンガ」で同社システムが採用されたことが引き続き材料視されたようだ。コンテンツ提供を行うアルファポリス<9467>も高い。イオレ<2334>、コーエーテクモHD<3635>、coly<4175>が値上がり率上位となり、テイツー<7610>、デジタルハーツHD<3676>、アクセルマーク<3624>、オルトプラス<3672>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。