【Steam(9/27～10/3)】『FFタクティクス』『タイムストレンジャー』『SILENT HILL f』など新作が首位獲得…運用型では『星の翼』が目覚ましい活躍

25年9月27日～10月3日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いの状況を見ていくと、『ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ』や『デジモンストーリー タイムストレンジャー』『SILENT HILL f』が首位を獲得するなど新作タイトルの活躍が目立ったが、「大漫匠アニメスター」とのコラボを行った『星の翼』が2日間にわたって首位を獲得するなど目覚ましい活躍を見せた。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年9月29日 (月)
■ 25年9月30日 (火)
■ 25年10月1日 (水)
■ 25年10月2日 (木)
■ 25年10月3日 (金)

■ 25年9月29日 (月)

9月29日10時1分現在の国内Steam売上ランキングは、盛天ゲームの『星の翼』が首位を獲得した。2日連続となる。9月28日より「大漫匠アニメスター」とのコラボイベントを開始し、「冥龍影侍」ガラハッドのピックアップを開催するとともに、「咲迦-デビルキャプテン」の水着の期間限定販売などを行っている。ちなみに、「大漫匠アニメスター」とは、中国の新興フィギュアブランドだそうだ。

続いてバンダイナムコエンターテインメントの新作『デジモンストーリー タイムストレンジャー』が2位にランクアップ。10月3日に発売を控えている。また6日連続で首位を記録した『SILENT HILL f』は3位とTOP3をキープした。

この日は、Future Friends Games『CloverPit』が5位にランクイン。本作は、スロットマシンを使って借金返済を目指すローグライト系スロットマシンゲーム。50万以上のウィッシュリストと80万以上のデモダウンロードを記録し、高い期待が寄せられていた。ゲームはギャンブルシミュレーターではなく、スロットマシンを攻略し借金からの脱却を目指す内容だ。

■ 25年9月30日 (火)

9月30日9時40分現在の国内Steam売上ランキングは、スクウェア・エニックス『ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ』が首位を獲得した。Steam版のリリースを明日10月1日午前1時に控えており、予約注文が伸びている模様だ(家庭用ゲーム版は本日発売)。1997年にPlayStationで登場し戦術性の高いバトルと重厚なストーリーでユーザーを魅了したタクティカルRPGの名作『ファイナルファンタジータクティクス』を現代機向けにリマスター・再構築した作品となる。

カプコン<9697>『Monster Hunter Wilds』が2位にランクアップした。超高難度のイベントクエスト「零式オメガ・プラネテス検証戦」や『ファイナルファンタジーXIV』スペシャルコラボなどが楽しめる無料タイトルアップデート第3弾の配信を開始しており、一時首位だった。アップデートに先立ち、30％OFFのセールも開催している。

運用型ゲームでは、Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond』が14ランクアップの5位となった。初心者でも楽しめる新モード「バトルダンジョン」やバトルパスシーズン4を開催するとともに、5回限定！購入特典付き特別カードパックセットの販売などを行っている。同じCygames『ウマ娘 プリティーダービー』もTOP20に復帰した。

このほか、コーエーテクモゲームス『レスレリアーナのアトリエ』がTOP100圏外から16位に急上昇を見せた。『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』コラボ前編を開催している。「マリー・ローズ」が登場する「LEGEND FES」のほか、コラボイベントなどを開催している。

■ 25年10月1日 (水)

10月1日9時40分現在の国内Steam売上ランキングは、スクウェア・エニックス『ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ』が連日の首位となった。グローバルでも4位に付けている。Steam版は本日午前1時から配信が始まったが、ユーザーレビューも「非常に好評」と良好だ。

10月3日に発売を控えている『デジモンストーリー タイムストレンジャー』が2位にランクアップした。10月3日のリリースに向けて注文数が伸びていることが伺える。昨日Steam Deckとの互換性についても快適に遊べる「確認済み」になったとのアナウンスを出している。

このほか、オータムセール開催に伴いセールタイトルの活躍が目立っているが、その中でも『魔法少女ノ魔女裁判』が4位まで順位を上げてきた。スペシャルプロモーションとして20％OFFの2800円で購入できるセールを行っている。

■ 25年10月2日 (木)

10月2日9時40分現在の国内Steam売上ランキングは、バンダイナムコエンターテインメント『デジモンストーリー タイムストレンジャー』が首位を獲得した。「デジモンストーリー」シリーズ最新作となる本作だが、家庭用ゲーム版は本日発売だが、Steam版については明日10月3日リリース予定である。発売日の接近に伴い、予約注文数が伸びているようだ。2位は『ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ』、3位は『Battlefield™ 6』と新作がTOP3を占めた。

Re,AER『魔法少女ノ魔女裁判』が4位をキープしている。ユーザーレビューも「圧倒的に好評」と熱い支持を集めている本作だが、現在、20％OFFのセールを行っている。グッズ販売や謎解きイベントなどゲームを超えて「IP」として急速に成長している様子がうかがえるところ。オータムセール実施タイトルで唯一TOP5に入っている。

Activision『Call of Duty®: Black Ops 7』が13位にランクイン。こちらは少し先になるが、11月14日リリース予定である。早期購入すると、明日10月3日からオープンベータ早期アクセス権が得られることから今回のランキングアップにつながったとみられる。そして10月6日からはオープンベータを実施する予定だ。

■ 25年10月3日 (金)

10月3日9時40分現在の国内Steam売上ランキングは、バンダイナムコエンターテインメント『デジモンストーリー タイムストレンジャー』が首位をキープした。ゲーム本編にあわせて発売となったダウンロードコンテンツ『デジモンアニソンパック』が12位、『アウターダンジョン「経験の間」「黄金の間」「資材の間」』が13位にランクインした。続いてエレクトロニック・アーツ『Battlefield™ 6』が2位、『ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ』が3位と続いた。

この日は運用型ゲームの上昇が目立っており、バンダイナムコエンターテインメント『機動戦士ガンダム バトルオペレーション２』が前日56位から11位にランクアップした。開催している。「機動戦士クロスボーン・ガンダム」が本格参戦する「秋祭り」とともに、「キリマンジャロの嵐」が楽しめる「シチュエーションバトル」を開催しており、売上を伸ばしている模様だ。

コナミデジタルエンタテインメント『eFootball™』がTOP100圏外から19位に急上昇した。「マルク ファン ボメル」と「ロナウジーニョ ガウーショ」がeFootballシリーズ30周年特別カードとして登場する「Epic & Show Time: Over-the-Top Pass B」をを開催しており、売上を伸ばしているようだ。監督スキル「リンクアップ」の効果を発動できる選手だという。