エディア、2Q(3～8月)決算は主力のオンラインくじサービス、電子書籍の売上増で売上高37％増、営業益129％増で着地　通期をレンジ予想で上方修正

エディア<3935>は、10月15日、2026年2月期の第2四半期累計（3～8月）の連結決算を発表、主力のオンラインくじサービス、電子書籍の売上増により、大幅な増収増益を達成した。

売上高23億1700万円（前年同期比37.1％増）
営業利益2億9800万円（同129.5％増）
経常利益2億8700万円（同137.0％増）
最終利益2億5300万円（同131.5％増）

IP事業は、オンラインくじサービス「くじコレ」、女性顧客向けオンラインくじサービス「まるくじ」は前期に引き続き、人気IPとのコラボレーションを数多く行うなど積極的な展開もあり、同社グループの業績を牽引した。また、ゲームサービスにおいては、Nintendo Switchなどで同社オリジナルIPタイトルや、同社保有のレトロゲームタイトル復刻版の販売、欧米市場に向けたライセンスアウトにより、同社グループの収益に貢献した。

出版事業は、コミック作品数の増加により、紙出版・電子書籍ともに売上が大きく伸び、目標どおり進捗した。

■通期予想をレンジ予想で上方修正

2026年2月期通期の連結業績予想については、第2四半期決算の発表と同時に上方修正を発表しており、以下のとおり。

なお、新たな予想はレンジ予想での開示となったものの、レンジ下限で従来予想を上回る予想となっている。

売上高40億円→45億～47億円（増減率12.5～17.5％増、前期比24.7～30.3％増）
営業利益3億5000万円→4億～5億円（同14.2～42.8％増、同52.1～90.2％増）
経常利益3億4000万円→3億5000万～4億5000万円（同2.9～32.3％増、同47.3～89.4％増）
最終利益2億5000万円→3億～3億8000万円（同20.0～52.9％増、同28.2～62.3％増）