東宝、200万株の自社株の公開買付を表明…H2Oリテイリングの売却意向を受けて

東宝<9602>は、本日10月15日、発行済株式総数の1.14%に相当する200万株の自社株の公開買付を行うと発表した。買付価額は1株あたり8782円。10月14日終値の9758円に対して10%のディスカウントを行う。

エイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)が政策保有株式の見直しの一環として保有する株式の一部にあたる170万株を売却する意向を示したとのことで、同社が自社株として取得することにしたという。

買付予定株数が売却意向株数を上回っているが、同社では、他の株主にも売却機会を提供するため、バッファを設けた、と説明している。買付期間は10月16日から11月13日までで、自己資金で充当する予定。

なお、H2Oから連絡を受けて今年3月上旬から検討を開始し、7月下旬に自社株と公開買付を行う方針を固めたという。その後、H2Oとの間で株式売却についての覚書を締結したとのこと。

東宝株式会社
https://www.toho.co.jp/

会社情報

会社名
東宝株式会社
設立
1932年8月
代表者
取締役会長 島谷 能成 / 取締役社長 松岡 宏泰
決算期
2月
直近業績
営業収入3131億7100万円、営業利益646億8400万円、経常利益644億5500万円、最終利益433億5700万円(2025年2月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9602
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