
第四境界は、日常侵蝕型アドベンチャーゲーム『人のカレンダー』のアーカイブ版を本日10月16日18:00にリリースする。
『人のカレンダー』は“夏の終わりに殺されてしまう少女"の救出を目指すアドベンチャーゲーム。もともとは、予定の書き込まれた実物のカレンダーが手元に届き、それをもとに謎を解いていくという現実世界をプラットフォームとした作品だった。
一般的なアドベンチャーゲームとは異なり、実在するブログや学校サイトを実際に探索したり、作中のキャラクターとメールをすることでゲームが進行し、徐々に彼女が住むある離島の秘密、そして彼女の運命が明らかになっていく。
2025年4月から8月末まで、インターネット上で物語が1日1日展開されていくという特殊な形式の作品でもあり、リアルタイムARG(代替現実ゲーム)として展開された。

今回の『人のカレンダー Archive』では、リアルタイム進行だった物語をアーカイブという形に再構築。想定プレイ時間は4~6時間程度となる。
アーカイブ版である本作では、第四境界独自のシステム「BPS」を使用することにより、作中キャラクターのブログを始めとした実在するWebサイトが、プレイヤーの進行状況によって更新されていくほか、リアルタイムにメールが届いたり、架空のSNSが更新されていくなど、今までにない新しい体験として、物語を最初から最後まで追体験できるようになった。そのため本作は、第四境界の最新作と言っても過言ではない作品になっている。

なお『人のカレンダー Archive』は、特定のゲーム機やアプリは使用せず、PC/スマートフォンのブラウザで動作。第四境界のオンラインショップや書店で販売している『人のカレンダー』(予定が書き込まれた本物のカレンダー)を購入することで、プレイ可能となる。
現在の販売価格は3,800円(税込)が、価格と体験内容のバランスを加味し、10月23日以降、4,400円(税込)へと価格を変更する予定。

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