【ゲームエンタメ株前場(10/17)】全体売り優勢続く Switch2増産報道で任天堂反発、メガチップスやホシデンにも物色【チャート掲載】

10月17日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比450円43銭安の4万7827円31銭で午前中の取引を終えた。米地銀の信用不安で下落した米国株式市場の流れを引き継ぎ、売り優勢で始まった。急ピッチで上昇した後ということもあって利益確定の売りも出やすいという。

 

【主要指数】
・日経225: 47,827.31(-450.43)
・TOPIX: 3,180.89(-22.53)
・ドル/円: 150.09(-0.35)
・ダウ: 45,952.24(-301.07)
・ナスダック: 22,562.54(-107.54)
・SOX: 6,800.02(+32.96)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は18銘柄(19%)、下落は75銘柄(77%)、変わらずは4銘柄(4%)で、売り優勢だった。Switch2増産するとの報道を受けて任天堂が反発したが、下落トレンドから脱するほどではないように見える。ただ、ホシデンやメガチップスなど部品メーカーにも恩恵があるとの見方から回が入っている。

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>が高く、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が高く、トーセ<4728>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、メガチップス<6875>や東京通信グループ<7359>、任天堂<7974>、ホシデン<6804>が値上がり率上位となり、Link-U<4446>、オーバーラップホールディングス<414A>、KLab<3656>、モブキャストホールディングス<3664>が値下がり率上位となった。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。