
アニメスタジオのQzil.la(クジラ)は、10月20日、アニメ「キングダム」第6シリーズのオープニングアニメーションとエンディングアニメーションの制作を担当したことを明らかにした。
オープニングでは、いきものがかりの楽曲「生きて、燦々」に込められた力強さと情感を壮大かつ色彩豊かに表現した。演出は板井寛樹氏が担当し、楽曲と本編の激しい戦場、そしてキャラクターのドラマをリンクさせ、希望と絶望、生と死、愛と憎の表裏を光と闇、水と火、花と怨念のコントラストで描いた。制作スタッフには、作画監督のたむらかずひこ氏、総作画監督の阿部恒氏らが名を連ねている。
【オープニングアニメーションについて】



エンディングでは、本編では描かれない「裏側」を描き、キャラクターたちの新たな一面を楽しめる内容となっている。演出は平野九氏が担当し、作劇上本編からこぼれるような描写を入れ、友成空の楽曲「咆哮」の雰囲気に合わせ、大きなものが少しずつ動き出す初動のダイナミズムに焦点を当てた。背景にはCGを使用し、セルと馴染む絵柄とコンポジットを目指した。制作スタッフは、絵コンテ、演出、原画、動画、仕上げ、3DCG、背景、撮影、編集を平野九氏とむつみ弘英氏が担当している。
【エンディングアニメーションについて】




両アニメーションのプロデュースはスタジオぴえろ、アニメーション制作はQzil.laが担当した。オープニングテーマはいきものがかりの「生きて、燦々」、エンディングテーマは友成空の「咆哮」である。
【オープニング・演出:板井寛樹氏コメント】
いきものがかりさんの力強く、色豊かで美しい楽曲と本編で描かれる、熾烈極まる戦場の様子。
そして、そこで繰り広げられる各キャラの魅力的なドラマの数々をいかにリンクさせ、映像として表現するかを考えました。
また、希望と絶望、生と死、愛と憎、これらの表裏を映像では光と闇、水と火、花と怨念のコントラストで描きました。
楽しんで観ていただければ幸いです。
【エンディング・演出:平野九氏コメント】
作劇上本編からこぼれるような描写を入れてみたいと思いました。
第6シリーズのスタートそして友成様の楽曲の雰囲気に合わせ、大きなものが少しづつ動き出す初動というダイナミズムに焦点を合わせています。
背景にはCGを使用しており、セルと馴染むような絵柄とコンポジットを目指しました。