Electronic Arts、F2Pタイトル『Battlefield REDSEC』を正式ローンチ…シリーズのDNAを受け継ぎながら新しい形で体験を進化

Electronic ArtsとBattlefield Studiosは、新ジャンルへと進化した『Battlefield REDSEC』を正式にローンチしたことを明らかにした。基本プレイ無料（Free-to-Play）タイトルでで、バトルロイヤルを再構築したモード、分隊制の競技モード「Gauntlet」、そして「Portal」の新たな拡張要素を収録している。『REDSEC』は『Battlefield 6』のシーズン1と同時に配信開始し、戦場は南カリフォルニアへと拡大。新たなシーズンコンテンツが追加される。『BATTLEFIELD 6』公式 REDSEC ローンチトレーラーも公開された。

本作では、カリフォルニアの住宅街やビーチを再現した破壊可能な新マップ「Fort Lyndon」で、爆発的な戦闘が繰り広げられるサンドボックス型の戦場がプレイヤーを待ち受けている。基本プレイ無料パッケージでは、シリーズ史上最大規模のマップ「Fort Lyndon」において、これまでにない形で進化したBattle Royaleを体験できる。

BattlefieldのDNAがバトルロイヤルの要素と融合し、チームごとに多様な戦略と勝利へのアプローチを生み出す。プレイヤーは最大100人のバトルへ降下し、広大なフィールドを探索して強力な装備を獲得。敵分隊を撃破しながら、Battlefieldならではの“チーム戦闘のダイナミズム”を体感できる。“Tactical Destruction（戦術的破壊）”システムが導入され、環境そのものを武器として利用できる新たな戦略性が加わった。各ラウンドは、Battlefieldシリーズが誇るシネマティックなスケールで展開され、爆発と緊迫の連続となる。

『REDSEC』の基本プレイ無料コンテンツには、新モード「Gauntlet」も収録されている。4人1組の分隊×8チームが、トーナメント形式で動的なラウンドミッションに挑む。各ラウンドは5分間の制限時間で、分隊ごとに目標を達成していく方式だ。マップ、目的、展開が毎回変化するため、臨機応変な判断とチームワークが勝敗を分ける。

さらにプレイヤーは『REDSEC』内の「Battlefield Portal」を通じて、独自のルールやシナリオを構築し、自由なプレイ体験を創り出すことができる。巨大なFort Lyndonマップを舞台に、「ハンマーのみのバトル」「ヘッドショット限定のスナイパー対決」など、思いのままに設定可能である。スクリプト編集やカスタマイズ機能を備えた強力なツールセットが無料で利用できる。

BattlefieldゼネラルマネージャーのByron Beedeは、「『Battlefield 6』はリリースからわずか2週間あまりで、シリーズ史上あらゆる記録を塗り替えた。しかし私たちは、まだその先を見据えている。」とコメントしている。「本日ローンチする『REDSEC』は、BattlefieldのDNAを受け継ぎながら、新しい形で進化させた体験である。Battle Royale、Gauntlet、そしてPortalを通じて、爆発的な戦闘・破壊・ビークルアクションなど、Battlefieldらしさをすべてのプレイヤーが無料で体験できる新たな戦場だ。」と述べている。

また、『Battlefield 6』公式シーズン1ゲームプレイトレーラーも公開された。本日より全プラットフォームで『Battlefield 6』シーズン1がスタートし、ホリデーシーズンにかけて3つのフェーズでコンテンツが順次追加される。第一フェーズ「Rogue Operations」では、3種類の新武器、新マップ、近距離戦に特化した高強度モード「Strikepoint」などが登場する。新マップ「Blackwell Fields」は、南カリフォルニアの乾いた低木地帯を舞台にした大規模戦闘マップである。「Strikepoint」では、REDSECの緊張感あふれる4対4のスモールチーム戦を採用し、1ライフ制のスリリングな戦闘が展開される。

さらに、100ティア構成のバトルパス「Rogue Operations」も配信開始された。6種類の進行ルートと10段階のプレステージティアが用意されており、プレミアム版「BF Pro Tier」およびストアコンテンツも同時に販売開始される。

EA エグゼクティブ・バイスプレジデントのVince Zampellaは、「今回の展開は、Battlefield史上もっとも野心的なロードマップの一環である。私たちは高品質なコンテンツを継続的に提供し、常に新しい発見がある環境をプレイヤーに届けていく。」とコメントしている。

今年中にあと2つのシーズン1コンテンツが続く。「California Resistance」は11月19日に、「Winter Offensive」は12月10日にそれぞれ配信予定だ。「California Resistance」では、南カリフォルニアの郊外を舞台にした新マップと、Sabotageと呼ばれる新モードが追加される。このモードでは、ラウンドが終了するまでにできる限り多くの目標地点を破壊することが求められる。一方、「Winter Offensive」では、シーズン限定のテーマコンテンツが登場する。

シーズンコンテンツは継続的にリリースされ、マップ、モード、武器などが順次追加されていく。すべてのゲームプレイに影響する要素は、すべて無料またはゲーム内で獲得可能な形で提供され、すべてのプレイヤーが公平にアクセスできる環境を保証する。「Battlefield Labs」で実施してきたように、Battlefield Studiosはプレイヤーとともに『Battlefield 6』および『REDSEC』の両タイトルを構築し、貴重なフィードバックを反映しながら、これらのゲームを成長させ、Battlefieldユニバースをさらに拡張する、としている。