サイバーエージェント、成果報酬型の広告運用に特化した広告代理店サイバーグリップを設立…AIを駆使して料金は成果のみに

サイバーエージェント<4751>は、成果報酬型の広告運用に特化した連結子会社として、株式会社サイバーグリップを2025年11月4日に設立することを発表した。松橋知広氏が代表取締役社長に就任した。同社グループ初の運用型広告における成果報酬型の広告代理店として、AIを駆使することで料金は成果となる獲得単価のみとなる。

サイバーグリップは、AIを活用することで、不要なコストを抑えながら、CV数をはじめとする得られた成果に応じた費用のみを請求する、成果コミット型の広告運用サービスを提供する。なお、全てのクリエイティブ制作費は無償で、成果単価のみが費用となる。

まずはGoogle、Yahoo! JAPAN、Microsoftの検索連動型広告と、Meta広告、TikTok広告を対象に開始し、順次、他媒体にも対応していく。

 1. クリエイティブ制作費用、完全無償
本成果報酬型モデルの導入にあたり、バナー画像、動画、LPファーストビューやTD(タイトル&ディスクリプション)といった全てのクリエイティブ制作費を無償で提供する。なお、それ以外の初期費用や固定費もない。広告主企業においては制作費用の負担なく、成果創出の際にのみ料金が発生する。

2. 国内トップの運用実績と、AIを活用した高速クリエイティブ制作
運用型広告の主要媒体であるGoogle、Yahoo! JAPAN(LINEヤフー)をはじめ国内トップの運用実績に加え、AIで広告効果を最大化する「極シリーズ」により、AIを活用した大量かつ高速のクリエイティブ制作を実現。さらなる広告効果の向上を目指す。

なおCPAの高騰にお悩みのクライアントにおいて、同社の成果報酬型運用への移管によって下記の先行事例を確認している。

<先行事例について>
・メディアサイト関連業種の企業で、CV数128%の改善
・不動産関連業種の企業で、CV数150%改善
・人材関連業種の企業で、CV数117%改善

3. 超高速PDCAによる、成果引き上げの最大化
同社では、AIによるクリエイティブ制作プロセスと運用チームによるリアルタイムの精査・改善を組み合わせた独自の運用フローを構築。特に、広告主企業のクリエイティブ確認作業を極限まで簡略化し、実行までを高速化することで、運用における最大のボトルネックである「クリエイティブの疲弊による広告効果の鈍化」を解消する。これによりダイレクト広告の成果を継続的に引き上げる。

 

■会社概要
社名  :株式会社サイバーグリップ
所在地 :東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
設立  :2025年11月4日
資本金 :1,500万円
代表者 :代表取締役社長 松橋 知広
事業内容:成果報酬型広告事業

株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高8740億3000万円、営業利益717億0200万円、経常利益717億4300万円、最終利益316億6700万円(2025年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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