
Supershipは、3月2日より、広告クリエイティブ生成AIサービス『Supership Creative AI』(仮称)の提供を開始すると発表した。本サービスは、従来の画像生成AIが抱えていた「編集のしにくさ」や「実務での使いにくさ」を解消し、レイヤー構造の編集可能なデータとしてクリエイティブを出力することで、デザイナーの工数を削減し、マーケターによる高速な施策実行を可能にする。
最大の特徴は、AIが生成したクリエイティブを「編集可能なデータ(レイヤー構造)」として出力する点である。これにより、デザイン専門ソフトや高度なスキルを持たないマーケティング担当者でも、合格点のバナーを自ら作成・修正し、活用することが可能になる。

一般的な生成AIが一枚の画像(PNG/JPG)を出力するのに対し、本サービスはキャッチコピー、ロゴ、背景、人物などがレイヤー分けされた状態のバナーを生成する。文字の位置をずらす、人物のサイズを変えるなどの微調整はブラウザ上で完結し、PSD形式でのダウンロードも可能なため、デザイナーとの連携もスムーズに行える。
さらに、言語化が難しいブランドイメージを再現する『スタイル参照機能』を搭載する。参考画像をアップロードするだけで、AIがその画風や雰囲気(色味・構図)を反映した素材を生成するため、プロンプトエンジニアリングの知識がなくても一貫性のあるクリエイティブの生成を実現する。

また、曖昧な指示でもAIが意図を汲み取り高精度なプロンプトへ自動変換する入力サポート機能を実装した。生成画像を再生成することなくピンポイントで修正できる機能もあり、AI操作の学習コストを最小限に抑え、導入初日から即戦力として活用できるという。

利用シーンとしては、クリエイティブの「量」と「スピード」が求められる、ペイドメディア運用やオウンドメディア・コンテンツ運用が想定されている。前者は、広告バナーのABテスト用クリエイティブをデザイナーのリソースを圧迫せずにマーケター自身が大量に生成・検証し、PDCAサイクルを高速化する。後者は、記事の内容に合わせたサムネイル画像を即座に生成し、記事公開までのリードタイムを短縮し、コンテンツの発信量を最大化する。
提供プランは、Liteプラン(少人数チームやスモールスタート向け)とStandardプラン(本格的なインハウス運用や複数部門での利用向け)を用意し、ユーザー数や生成枚数(クレジット)に応じて選択できる。
Supershipは今後、本サービスの提供を通じて、企業の担当者を制作作業から解放し、より本質的な戦略・企画に注力できる環境づくりを支援していく方針である。将来的には、同社が持つデータ活用技術との連携も視野に入れ、「成果につながるクリエイティブの法則」をAIに学習させることで、制作効率だけでなく広告配信効果の向上までを支援するマーケティングソリューションとして、さらなる進化を目指す。
▼サービスページはこちら
https://hs.supership.jp/supership-creative-ai
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