【週間サブスクランキング】『無職の英雄』が快進撃　TVer『秒速5センチメートル』の推移にも注目

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今週のdアニメストアランキング（10月26日～10月31日）では、『無職の英雄 ～別にスキルなんか要らなかったんだが～』が週の後半で首位を獲得。安定した人気を見せる『とんでもスキルで異世界放浪メシ2』や『ワンパンマン 第3期』を抑えてトップに立った点が注目。

『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』も、26日時点では10位だったが、27日以降に一気に順位を上げ、週末には2位・3位圏内を維持。勢いのあるタイトルとして存在感を強めている。
一方で、『嘆きの亡霊は引退したい』は週初めの1位から徐々に順位を落とし、最終的には9位に着地。依然として上位をキープしているものの、やや一服感が漂う結果となった。

DMM TV

2025年10月26日週のDMM TVにおいて、週の序盤を制したのは『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』。26日に1位を獲得したが、その後は3位、9位、15位、19位、22位と下降を続けた。配信初日に多くの視聴者が集中し、視聴完了後に順位が下がる典型的な推移といえる。

中盤にかけて存在感を示したのが『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』～』。26日の9位から28日には2位、29日には1位と急上昇し、一時的ながら首位を奪取した。30日以降は4位、6位とやや後退したが、話題性の高まりをうかがわせる推移となった。

終盤にかけて勢いを増したのが『無職の英雄 ～別にスキルなんか要らなかったんだが～』と『素材採取家の異世界旅行記』の2タイトル。前者は30日に突如1位を獲得し、翌日も2位を維持。後者も29日19位から30日に3位、31日には1位と逆転劇を演じた。いずれも週末の一気見需要に支えられたと見られる。

ABEMA

ABEMA週間アニメランキングでは、地上波先行配信が行われている『無職の英雄 ～別にスキルなんか要らなかったんだが～』が、週の後半で勢いを増し、最終的に1位に到達した。週の序盤は中位に留まっていたが、最新エピソード配信のタイミングで一気に上昇している。

『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』は、前週に続き首位争いを展開。週の前半では1位をキープし、後半も4位までの高位置を維持している。また、『SPY×FAMILY』は週を通して3〜5位を推移。シリーズの知名度とファミリー層の支持が強く、極端な上下動が少ないのが特徴だ。

U-NEXT

今週のU-NEXTアニメ再生数ランキングでは、まず「とんでもスキルで異世界放浪メシ2」が安定した人気を見せ、週の中盤から終盤にかけて再び勢いを取り戻した。特に10月30日と31日には上位5位以内を維持しており、シリーズとしての強固なファン層の厚さがうかがえる。

一方で、「SPY×FAMILY Season 3」は一時3位まで上昇したものの、週後半はやや順位を落とし9位で締めくくられた。とはいえトップ10圏内を安定してキープしており、依然として高い視聴熱を保っている。
また、「ワンパンマン(第3期)」は序盤に14位から急浮上し、一時2位を記録した。その後は順位を落としたものの、依然としてトップ10圏内で推移しており、放送回の盛り上がりに合わせた視聴の波が明確に現れている。

TVer

今週のTVerアニメランキングでは、『ワンピース エッグヘッド編』が10月26日の6位から一気に翌日1位に浮上し、その後もトップ2圏内を維持した。
『SPY×FAMILY』は全期間を通して2位前後をキープ。他作品が順位を上下させる中で安定した推移を見せ、固定ファン層の厚さがうかがえる。今季も高評価を維持している。

今週最大のサプライズは『秒速5センチメートル』の浮上だ。実写映画の公開に合わせて配信されると、急激に注目を集め、31日にはついに1位を獲得した。前述の実写映画や、フジテレビでのテレビ放送など、さまざまな要因を受けての上昇と見られる。