
11月4日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比50円20銭安の5万2361円14銭で午前中の取引を終えた。米国ハイテク株の上昇や円安を支援材料に買われて一時は取引時間中の最高値を更新したが、急ピッチな上昇後ということもあり、利益確定の売りに押された。
【主要指数】
・日経225: 52,361.14(-50.20)
・TOPIX: 3,344.48(+12.65)
・ドル/円: 154.18(-0.03)
・ダウ: 47,336.68(-226.19)
・ナスダック: 23,834.72(+109.77)
・SOX: 7,270.97(+42.31)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は47銘柄(48%)、下落は42銘柄(43%)、変わらずは8銘柄(8%)で、買い優勢だった。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が高く、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、カプコン<9697>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、『ARC Raiders』のセールスが好調のネクソン<3659>が年初来高値を更新したが、買い一巡後は上げ幅を縮小した一方、前週末に決算発表を行ったマーベラス<7844>が売り一巡後に下げ幅を縮小した。このほか、イマジニア<4644>が高く、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が変わらず、、日本一ソフト<3851>、トーセ<4728>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、モバイルファクトリー<3912>が高く、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、ケイブ<3760>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、ブシロード<7803>が高く、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、イオレ<2334>やネクソン<3659>、サンリオ<8136>、タカラトミー<7867>が値上がり率上位となり、マーベラス<7844>、アルファポリス<9467>、東映アニメ<4816>、Link-U<4446>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。