【ゲームエンタメ株概況(11/6)】決算発表企業で明暗 上方修正のマイネットが急騰 バンナムHDとCRIミドルウェアが軟調【チャート掲載】

11月6日の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比671円41銭高の5万0883円68銭でこの日の取引を終えた。前日急落した反動に加え、米ハイテク株の上昇を手がかりにAI関連を中心に買い戻しが入り、一時、5万1000円台を回復する場面があった。買い一巡後は上値の重さが目立つようになり、もみ合いに終止した。

 

【主要指数】
・日経225: 50,883.68(+671.41)
・TOPIX: 3,313.45(+45.16)
・ドル/円: 153.72(-0.39)
・ダウ: 47,311.00(+225.76)
・ナスダック: 23,499.80(+151.16)
・SOX: 7,190.27(+210.69)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は39銘柄(40%)、下落は53銘柄(55%)、変わらずは5銘柄(5%)で、売り優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、好決算を手がかりに任天堂<7974>が引き続き買われ、ソニーG<6758>も高い。バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>が高く、ネクソン<3659>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、DeNA<2432>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が高く、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、業績予想の上方修正を行ったマイネット<3928>が急騰したほか、ケイブ<3760>、SANKYO<6417>、任天堂<7974>が値上がり率上位となった。一方、決算発表を行ったCRI・ミドルウェア<3698>、バンダイナムコHD<7832>がさえない。GENDA<9166>も年初来安値を更新した。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。