ゲオHD、9月中間決算はSwitch2やスマホリユースの拡大で増収達成 人員増や給与引き上げ、新規店舗出展など先行投資負担もあり営業減益に

ゲオホールディングス<2681>は、11月7日、2026年3月期 第2四半期の連結決算を発表し、売上高2169億4300万円(前年同期比8.6%増)、営業利益50億8500万円(同6.1%減)、経常利益55億7200万円(同7.1%増)、最終利益32億2700万円(同14.2%増)だった。

・売上高:2169億4300万円(同8.6%増)
・営業利益:50億8500万円(同6.1%減)
・経常利益:55億7200万円(同7.1%増)
・最終利益:32億2700万円(同14.2%増)

「Nintendo Switch 2」中心に新品商材の売上が拡大したことに加えて、スマートフォンのリユース、衣料・服飾雑貨のリユースなどが好調だった。ただ、人員増や給与の引き上げ、新規店舗の出店など販管費が増えたことで営業減益となった。

【リユース系リユース商材】
全体売上高:935億5500万円(同7.1%増)
好調要因:2nd STREETの主力商材である衣料・服飾雑貨が好調に推移。海外ではアジア圏を中心に活動範囲を拡大し、店舗数・売上を拡大。
厳しい状況: リユースラグジュアリー商材を扱うOKURA TOKYOは、前期好調だったインバウンド需要の落ち着きと米国関税の影響により、厳しい状況が継続。

【メディア系リユース商材】
全体売上高:419億2200万円(同3.2%増)
リユースゲーム関連商材: ゲームソフトのパッケージ版はダウンロード販売への移行で縮小傾向にあるものの、次世代家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2 」の発売効果により、横ばい。
リユース通信機器商材: スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器は、新型iPhoneの発表による買取販売増加や、「GEO mobile」のショッピングモール等への出店増加により好調に推移。

【新品商材】
全体売上高:532億7000万円(同19.7%増)
好調要因:6月発売の次世代家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2 」と周辺機器を含むゲーム関連商材の売上が好調に推移。

 

■2026年3月期の見通し

2026年3月期の業績は、売上高4700億円(前期比9.9%増)、営業利益115億円(同2.2%増)、経常利益110億円(同10.0%減)、最終利益55億円(同21.2%増)、EPS138.40円を見込む。株価収益率は12.0倍となる。

・売上高:4700億円(同9.9%増)
・営業利益:115億円(同2.2%増)
・経常利益:110億円(同10.0%減)
・最終利益:55億円(同21.2%増)
・EPS:138.40円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:46.2%
・営業利益:44.2%
・経常利益:50.7%
・最終利益:58.7%

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