ソニーグループ、第2四半期のゲーム事業は営業益13％減の1204億円…PS5本体やゲームソフト、PSネットワーク拡大も『Destiny 2』の減損など響く
ソニーグループ<6758>は、この日(11月11日)、第2四半期(25年7～9月)のゲーム&ネットワークサービス分野の業績は、売上高が前年同期比3.9％増の1兆1132億円、営業利益が同13.3％減の1204億円と増収減益だった。減益となったが、高水準の利益水準は達成している。ネットワークサービスとゲームソフト売上が伸びたほか、円安も追い風になったが、『Destiny 2』の減損損失315億円を計上したこと、過去に資産計上した一部開発費183億円を費用計上したことが響いたという。
各事業の状況を見ると、「プレイステーション5」の販売台数は前年同期比2.6％増の390万台だったことを明らかにした。2四半期連続で前年同期の実績を上回った。「プレイステーション5」を含むハードウェアの売上高は同5.8％増の2309億円と伸びた。
続いてゲームソフトの販売本数を見ると、フルゲームソフトは同3.3％増の8030万本だった。ファーストパーティだけでなく、サードパーティの販売本数も伸びたという。その売上は同2.7％増の6293億4400万円だった。
このほか、ネットワークサービス「PlayStation Network」の月次アクティブユーザー数については300万人増の1億1900万人だった。ネットワークサービスの売上高は、同13.6％増の1826億8100万円だった。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長 吉田 憲一郎／代表執行役社長CEO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入12兆9570億6400万円、営業利益1兆4071億6300万円、税引前利益1兆4737億2600万円、最終利益1兆1416億円（2025年3月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758