DLE、9月中間決算は営業損失3億3700万円と赤字幅拡大…事業整理を実施、AIスタジオなど次に向けた投資も

ディー・エル・イー(DLE)<3686>は、11月14日、2026年3月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高6億9100万円(前年同期比22.4%減)、営業損失3億3700万円(前年同期は3億2200万円の損失計上)、経常損失3億7100万円(同3億2900万円の損失計上)、最終損失4100万円(同3億2600万円の損失計上)だった。

・売上高:6億9100万円(同22.4%減)
・営業損失:3億3700万円(同3億2200万円の損失計上)
・経常損失:3億7100万円(同3億2900万円の損失計上)
・最終損失:4100万円(同3億2600万円の損失計上)

同社では、子会社や事業整理を行う一方、アニメ業界において他社に先駆け、AIによる動画制作を行うAIスタジオを8月に設立するなど先行投資を行うなど、中期的な収益回復に向けた取り組みを行った。

その結果、手掛けた作品が10月のクールから地上波で放送が開始するなど効果が見られており、圧倒的なスピード感を武器とし活発な引き合いが見られているという。下期には、来季へ向けた受注を拡大し、営業黒字化を目に見える形にしていく方針。

■2026年3月期の見通し

2026年3月期の業績は、売上高19億0500万円(前期比3.7%減)、営業損失2億9000万円(前期は4億8900万円の損失計上)、経常損失3億2000万円(同3億9400万円の損失計上)、最終利益1億9000万円(同7億2800万円の損失計上)、EPS4.40円を見込む。

・売上高:19億0500万円(同3.7%減)
・営業損失:2億9000万円(同4億8900万円の損失計上)
・経常損失:3億2000万円(同3億9400万円の損失計上)
・最終利益:1億9000万円(同7億2800万円の損失計上)