ユビキタスエンターテインメント(UEI)は、開発中のHTML5ベースのAndroidアプリ開発ミドルウェア「enchant PRO」向けのSDKのベータ版を公開した。正式版は、11月1日に提供する予定。
「enchant PRO」は、HTML5をベースとしたオープンソースのゲームエンジン「enchant.js」をベースとしたAndroid向けのネイティブアプリ開発環境。「enchant.js」と同じ感覚でAndroidアプリが開発できるほか、カメラやジャイロなどAndroid端末固有の機能にアクセスできる。
これにより「enchant.js」だけでは実現が難しかったARゲームの開発や、ゲーム以外の用途への転用が行いやすくなり、すでに複数の企業により「enchant PRO」をベースとした非ゲームサービスの展開が予定されているとのこと。
UEIでは、「enchant PRO」について、法人を対象とした商用ライセンスの販売を行うとともに、個人の非営利・非商用に関しての利用は「コミュニティライセンス」として無償提供を行う予定。また、iPhone/iPadなどに対応したバージョンも準備しており、早期のリリースが待たれる。
なお、「enchant PRO」の詳細は下記サイトから確認できる。
「enchant PRO」