GENDA、カラオケ事業を展開するエーセツを26年1月1日付で買収…カラオケ機器流通事業でリーディングポジションに

GENDA<9166>は、この日(11月25日)、カラオケ機器流通やカラオケ施設運営のエーセツを買収することを明らかにした。発行済株式400株(所有割合100%)を取得し、連結子会社化する。2026年1月1日(予定)を取引実行日としており、取得価額については、当事者間の守秘義務契約に基づき非開示である。

GENDAグループは、既にカラオケ機器ディーラーとして業界1位、2位の規模のカジ・コーポレーションと音通をグループに有しており、エーセツのグループ参画により、カラオケ機器流通事業のリーディングポジションをより強固なものとし、盤石な事業基盤を構築することを目指す。

同社では、以下のような効果が期待される、としている。

【事業基盤の強化】
エーセツのグループ参画により、カラオケ機器流通事業において取扱台数が増加し、業界におけるリーディングポジションが強固なものとなる。

【ナイト市場の活性化】
デイ市場(カラオケ施設などの昼間から営業している店舗)で役務を終えた年式の新しいレンタル機器を、ナイト市場(スナックやクラブなど夜間営業をメインとする店舗)でのレンタル機器として再流通させる。エーセツにおいても、ナイト市場におけるカラオケ機器の設備年数の若返りを図り、顧客満足の向上とカラオケ機器レンタルの取引条件の改善を図る。

【シナジー効果】
カラオケ機器ディーラーとして従来体制にエーセツが加わることにより、営業エリアが拡大し、メンテナンスネットワークが相互に補完されるほか、グループ全体のカラオケ機器の取扱台数増加を背景とした流通の効率化が実現する。

 

■エーセツ会社概要

会社名:株式会社エーセツ
代表者:代表取締役社長 奥村 健史
設立:1984年11月
所在地:大阪府吹田市

▼Webサイト
https://eisetsu.com/