メガチップス、26年3月期の最終益を90億円→115億円に上方修正 配当も増額 SiTime株式の一部売却で特別利益150億円を計上

メガチップス<6875>は、この日(11月28日)、2026年3月通期の連結業績予想の上方修正を行い、最終利益を90億円から115億円に引き上げると発表した。増加率は27.8%となる。

同社では、保有するSiTime Corporationの株式40万株を売却し、これに伴い特別利益として150億円の投資有価証券売却益を計上するため、としている。

その他の項目については、売上高は420億円、営業利益30億円、経常利益27億円で変更はないとのこと。

あわせて配当予想も修正し、期末配当を1株あたり210円から250円に増額した。前年実績140円から110円の増配となる。

同社は、ファブレス半導体メーカーで、任天堂のゲーム機向けにゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリー)を提供している。

株式会社メガチップス
https://www.megachips.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社メガチップス
設立
1990年4月
代表者
代表取締役社長 肥川 哲士
決算期
3月
直近業績
売上高752億5600万円、営業利益70億3000万円、経常利益78億5700万円、最終利益275億4400万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6875
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