【ゲームエンタメ株概況(11/28)】「Switch 2」のデータ管理ソフトにexFATファイルシステムが採用のイーソルがS高比例配分 国内証券が格上げのスクエニHDは反発

11月28日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比86.81円高の5万253.91円で取引を終えた。前日の米国市場が休場で方向感に乏しい展開が続いたが、後場に入ると割安株を中心に買いの動きが広がった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は52銘柄(54%)、下落は41銘柄(42%)、変わらずは4銘柄(4%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
その中で、イーソル<4420>に朝方から買いが殺到し、ストップ高比例配分となった。イーソルは、前日11月27日に「Nintendo Switch 2」のデータ管理ソフトウェアに、同社のexFATファイルシステム「PrFILE2 exFAT」が採用されたと発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、Link-Uグループ<4446>が3連騰となったほか、ブロックチェーン関連の物色の流れからgumi<3903>も高い。
岩井コスモ証券が投資判断を「B」から「A」に格上げし、目標株価を3667円から3700円に引き上げたスクウェア・エニックスHD<9684>は反発した。
半面、オルトプラス<3672>やサイバーステップ<3810>の下げがきつく、自社株買いを材料に前日は買われたカヤック<3904>は反落した。
有料会員数500万人突破を材料に前日動意づいていたU-NEXT HD<9418>もさえない。

会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3245億0600万円、営業利益405億8000万円、経常利益409億3900万円、最終利益244億1400万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- イーソル