
高知アニメクリエイター聖地プロジェクト実行委員会は、アニメーション演出家・渡辺歩氏を招き、2025年12月14日14:00よりオンラインセミナー「演出講座 アニメ魂のこめ方・魅せ方」を開催する。YouTubeにてライブ配信を予定しており、視聴は無料である。参加希望者は下記エントリーフォームより申し込んでほしいとのこと。記入されたメールアドレスに視聴URLを送信するという。
本講座は、数々の名作を手がけてきた渡辺歩監督が、アニメーションの“演出”の考え方とその実践について語る。アニメーションの演出とは、キャラクターの心をどう動かし、観る人の感情をどう揺さぶるかをデザインすることだ。現場で培われた演出の手法や、シーンに「魂」を込めるための工夫、チーム制作での伝え方など、クリエイターにとって実践的かつ刺激的な内容を提供する。
当日はオンラインで質問やメッセージを受け付け、監督との交流を通じて学びを深めることが可能である。駆け出しのクリエイターからプロまで、自身のキャリアを切り拓き、作品に「魂」を込めるためのヒントを見つける機会となる、としている。

渡辺氏は、1966年9月3日生まれ、東京都出身のアニメーション演出家である。86年にスタジオメイツに入社し、原画デビュー。88年にシンエイ動画に移り、TVアニメ『ドラえもん』で原画・作画監督・演出など多岐にわたって活躍した。劇場長編『ドラえもん のび太の恐竜2006』(06)などを監督し、2011年よりフリーとなった。その後はTVアニメ『恋は雨上がりのように』(18)、『サマータイムレンダ』(22)などを監督。『海獣の子供』(19)や『漁港の肉子ちゃん』(21)で受賞歴を持つ。
▼エントリーフォーム
https://forms.gle/oYEg7nYD9B6MwExc7