【ゲームエンタメ株前場(12/10)】FOMCは追加利下げとの見方が有力だが今後の金融政策に警戒感 ゲーム・エンタメはやや売り優勢【チャート掲載】

12月10日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比206円82銭安の5万0448円28銭で午前中の取引を終えた。寄り付き直後に5万1000円台を回復する場面があったものの、買い一巡後は軟調に転じた。米国連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表と、米国連邦準備理事会(FRB)議長会見を控えて警戒感が広がったという。利下げが有力視されているが、今後の金融政策の方向性に注目が集まっている。

 

【主要指数】
・日経225: 50,448.28(-206.82)
・TOPIX: 3,381.98(-2.94)
・ドル/円: 156.66(-0.24)
・ダウ: 47,560.29(-179.03)
・ナスダック: 23,576.49(+30.58)
・SOX: 7,372.51(-2.70)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は42銘柄(43%)、下落は49銘柄(51%)、変わらずは6銘柄(6%)で、売り優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、カプコン<9697>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ユークス<4334>が高く、エヌジェイHD<9421>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、MIXI<2121>、DeNA<2432>、アカツキ<3932>が高く、グリーHD<3632>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、GENDA<9166>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、モイ<5031>やアルファポリス<9467>、Aiming<3911>、カバー<5253>が値上がり率上位となり、ポールトゥウィンHD<3657>、Link-U<4446>、任天堂<7974>、サンリオ<8136>が値下がり率上位となった。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。