ANYCOLOR、26年4月期通期の連結業績予想を上方修正　上期好調&3Q以降も上振れ見込む　レンジ予想ながらいずれも従来予想を上回る予想に

ANYCOLOR<5032>は、12月10日、2026年4月期通期の連結業績予想の修正を発表、上期の好調な業績に加え、第3四半期以降も当初計画を上振れて推移することが見込まれていることから売上高、利益ともにレンジ予想の上方修正を実施した。

売上高500億～520億円→520億～540億円
営業利益205億～215億円→210億～220億円
経常利益205億～215億円→210億～220億円
最終利益142億2300万～149億1700万円→145億7000万～152億6000万円

第1四半期において、コマースおよびイベントを中心に売上高は当初計画を上回って着地し、第2四半期においても計画通りの進捗となった。第3四半期以降においても、コマースを中心としてVTuber ユニットの周年施策、季節性施策、ライブ関連グッズなどの大型施策により強い需要が見込まれており、当初計画を上振れて推移することが見込まれている。

コスト面においても直接原価の改善が奏功するとともに、その他原価・販管費についても計画通りの推移となり、利益面でも想定を上回る進捗となっている。引き続き売上高の伸長が見込まれること、利益面においても堅調に推移することが見込まれることを勘案し、通期の業績予想を上方修正した。

なお、2026年4月期中を通じた「にじさんじ」全体の盛り上がり、デビュー数年程度の比較的活動年数の浅いVTuberの成長度合い、新規デビューの動向などを考慮し、一定のレンジでの業績予想としている。