SIEとBRG、オンライン4人協力プレイの完全新作シューター『4:Loop』を「The Game Awards 2025」で初公開

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)とBad Robot Games(BRG)は、オンライン4人協力プレイの完全新作シューター『4:Loop』を「The Game Awards 2025」にて初公開した。本作は独自のSF世界を舞台にしており、現在はPlayStation®StoreとSteamで欲しいリストに追加して最新情報をフォローできる状況だ。また、公式サイトではクローズドプレイテストの参加登録も受け付けている。
本作は、独自のSF世界を舞台にしたオンライン4人協力プレイの完全新作シューター。
開発者であるMike Booth氏は、『Left 4 Dead』シリーズでの経験から進化した点を語った。『Left 4 Dead』がプレイヤー間の協力行動を促すためにステージ構造を基本的に一本道としていたのに対し、『4:Loop™』では環境が広大かつオープンになった。プレイヤーは即興性を発揮し、状況の変化に応じてリスクとリターンを管理する必要がある。また、長年実現したかった要素として、倒れた仲間を抱えて運ぶシステムを導入した。
さらに本作には、初代『Rogue』以来のローグライクファンであるBooth氏の好みが反映され、ローグライク/ローグライト的な要素が見受けられる。プレイヤーが工夫を凝らし、独自の勝ち方を生み出せるような強力なシステムの組み合わせに魅力があるとし、友人と探索できる刺激的な世界で、創造的な即興性と何度でも遊べるリプレイ性を提供することが目標だ。同時に、ゲームセッションへのスムーズな参加を重視しており、ステータス管理やデッキ構築、ショップ巡りなどに時間を取らせることはないという。
たとえば、敵“Enforcer (エンフォーサー)"の致命的なビームから、プレイヤーが拾った植物“Blink Root (ブリンク・ルート)"から採れる“Blink Berry (ブリンク・ベリー)"を投げて自分自身をテレポートさせ窮地を脱した例を紹介した。このベリーは着弾すると周囲のものをマップ上の別の場所へテレポートさせる手榴弾のようなアイテムであり、開発者の想定を超えた発想で形勢を逆転させたテスターの例に、プレイヤーコミュニティーの“意図しないゲームプレイ"への期待を示している。
最終的なゲームループは、エイリアンによる地球全域の採掘作戦を妨害し、マザーシップの注意を引き、最終的にそれを破壊することである。プレイヤーはミッション成功のたびに装備を強化する選択肢を与えられ、ボス戦に備えた独自のキットを構築する。3つの章をすべてクリアすると、マザーシップを撃破して世界を救う。ミッションとは別軸の、ゲーム進行に応じた強化システムも複数用意されており、世界の仕組みを理解することが次の挑戦を有利に進める要素となる。


▼トレーラー
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 社長CEO 西野 秀明