
12月16日前場の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比644円55銭安の4万9523円56銭で午前中の取引を終えた。米雇用統計や日銀金融政策決定会合を控えて、ファーストリテイリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどが売られて指数を押し下げた。堅調だったバリュー株なども利食い売りに押されているという。
【主要指数】
・日経225: 49,523.56(-644.55)
・TOPIX: 3,386.12(-45.35)
・ドル/円: 154.84(-0.39)
・ダウ: 48,416.56(-41.49)
・ナスダック: 23,057.41(-137.76)
・SOX: 6,990.41(-43.16)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は21銘柄(22%)、下落は69銘柄(71%)、変わらずは7銘柄(7%)で、売り優勢だった。
大手ゲーム関連を見ると、バンダイナムコHD<7832>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が高く、任天堂<7974>が変わらず、ソニーG<6758>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、カプコン<9697>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、日本一ソフト<3851>が高く、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、モバイルファクトリー<3912>が高く、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、東宝<9602>が高く、フリュー<6238>が変わらず、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、ブシロード<7803>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、monoAI technology<5240>がストップ高。手詰まりムードから値動きの軽い中小型株の一角として短期資金が入ったようだ。Link-U<4446>、ディー・エル・イー<3686>、ANYCOLOR<5032>にも見直し買いが入って値上がり率上位となった。他方、前日ストップ高のcoly<4175>が利食い売りに押されて値下がり率1位となった。GENDA<9166>、クシム<2345>、モブキャストHD<3664>もさえない。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。