
独立系ゲームスタジオのCognition Europeは、SFナラティブアドベンチャー・探索ゲームのデビュー作『Lunar Strike』を2026年5月にPCおよびコンソールプラットフォーム向けにリリースすることを2025年12月4日に発表した。同作はSteamでウィッシュリストに登録可能だが、日本語対応は行わない模様だ。本作のリリース時期は、NASAのアルテミスIIミッションの数ヶ月以内となる見込みである。
本作は、天からの脅威により人類の月面遺産が消滅の危機に瀕する中、その遺産を保存するためのミッションに挑むSFナラティブアドベンチャー・探索ゲームである。プレイヤーは、宇宙アーカイブ専門家で技術増強を施した主人公のボーとして、最後の月面コロニーを救い、失われる前の遺物や工芸品を可能な限り守る任務を負う。
今回、あわせて最新トレーラーも公開となった。トレーラーには主人公が出会う主要なキャラクターが紹介され、劇場やテレビで活躍する俳優のアッベ・タネンバウムがフランク・シナトラの「Fly Me To The Moon」のオリジナルアレンジバージョンを歌う様子も収録されている。
【『Lunar Strike』コンテンツ概要】
・豊かな多面的なナラティブ: 最後の月面コロニーの文化を保存し、ストーリーに影響を与えるゲームを変える決定を下し、人類の新たな未来を解き明かす。
・戦闘なし: 生存、スキャン、パズル解決、意思決定に焦点を当てており、時間的プレッシャー、環境劣化、高まる倫理的緊張の下でゲームプレイが展開する。
・ハードサイエンスに基づいた設計: 宇宙研究者との協力により開発され、6分の1の月面重力、有毒な月塵、現実世界の物理学など、リアルなシステムとハザードを組み込んでいる。
・ゲームプレイとしての文化遺産: 3Dスキャン、フォトグラメトリー、アーカイブロジックを通じて、崩壊前の月面生活の最終的な痕跡を捉え、人類の月面における物語を保存する。
・現実の倫理とSFに根ざす: 現実の遺産保存の取り組みに触発され、文化保存とストーリーテリングのバックグラウンドを持つクリエイターによって構築されており、宇宙探査への思慮深い関与を誘う。
▼トレーラー
■関連サイト
▼Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/3949580/Lunar_Strike/