スパイスマート、ポイ活アプリ『Playio』日本版ユーザーを対象にスマホゲーム課金行動を調査 タイトル絞り込み傾向の中、高額課金層は「2作品」課金傾向も
スパイスマートは、Playioの協力のもと、同社が運営するゲームでポイント貯まるポイ活アプリ『Playio』日本版ユーザーを対象にスマートフォンゲームに関する意識調査を実施した。本記事では、その結果をもとにユーザーの利用動向や意識変化についての調査結果の一部を紹介する。
【調査概要】
調査期間:2025年10月24日(金)〜11月2日(日)
調査内容:スマホゲームユーザーの利用実態と情報収集方法、課金に関連する意識調査および、昨年調査結果との比較
有効回答数:6,902
課金タイトル数は絞り込み傾向
課金しているスマホゲームタイトル数について尋ねたところ、課金する作品は1本と答えるユーザーの割合が昨年調査の38.4%から42.7%まで増加。一方で2本以上と回答したユーザー割合は減少。1本の回答割合は昨年と比べて増えており、ユーザーが複数の作品に分散して課金するのではなく、課金タイトルを絞るユーザーが増加傾向が進んでいると言える。
Playioユーザーアンケートより|課金しているゲームタイトル数(直近3カ月前〜調査時点)2025年-2024年比較
月間1万円以上の高額課金層は2タイトルへの課金傾向が見られる
月間課金額別に見ると、中額課金層(1,000〜4,999円)はタイトル1〜2本への課金が集中していたのに対し、高額課金層(10,000円以上)は複数作品に課金する割合が相対的に高くなっていた。特に10,000〜29,999円層も30,000円以上層も、いずれもタイトル1本より2本に課金する割合が上回っており、前者では1本が3.2%に対して2本が3.7%、後者では1本が0.9%に対して2本が1.1%だった。絶対数としては少ないものの、高額課金ユーザーの中では複数作品へ課金するパターンが確認された。
Playioユーザーアンケートより|1ヶ月のスマホゲーム内課金額 × 課金タイトル数(クロス集計)
月間課金額のボリュームゾーンは1,000〜2,999円、ガチャ課金では10,000〜29,999円層も高い割合
課金タイミング(課金の動機)別に月間課金額を見ると、「ガチャを引くとき」と回答した割合のうち月額1,000〜2,999円層が最多の5.5%とボリュームゾーンとなっており、この価格帯のユーザーにとってガチャが主要な課金動機となっている。また、同じく「ガチャを引くとき」と回答した中で、次いで10,000〜29,999円層が2.5%となっておりガチャを主要な課金動機とするユーザーには高額課金層も存在することがわかった。
Playioユーザーアンケートより|1ヶ月のスマホゲーム内課金額 × 課金タイミング(クロス集計)
『Playio』(プレイオ)でおこなうゲームユーザー特化調査について
本調査は、スマホゲーム専門の調査・分析を行うスパイスマートが、Playioの協力のもと、同社が運営するゲームプラットフォーム『Playio』日本版において実施した。
●『Playio』とは
Playioは、モバイルゲームのプレイ時間に基づく報酬システムを軸に、ゲーマーの参加を促進するプラットフォームを展開している。コアゲーマーコミュニティの形成と多様なチャレンジ機能により利用者基盤を拡大しており、日本・韓国・台湾などアジア市場において、新たなモバイルゲームマーケティング手法として注目を集めている。また、累計ダウンロード数450万件を突破し、プラットフォーム経由のゲームインストール数は1,300万件に達するなど、高いユーザーエンゲージメントを実現している。
『Playio』アプリダウンロード(Android):
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gna.playio&hl=ja
●ゲームユーザー特化型調査について
『Playio』のユーザーデータベースと連携し、ゲームタイトル単位での実際のプレイデータに基づき、プレイ時間や課金有無別など、さまざまな切り口でのアンケート調査が可能。
参考:スマホゲームユーザーの課金傾向について調査[2024年8月実施]
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000023865.html
会社情報
- 会社名
- 株式会社スパイスマート
- 設立
- 2015年7月
- 代表者
- 代表取締役 久保 真澄