メルカリ、駿河屋とエンタメ・ホビー領域におけるグローバルコマースの推進と安心・安全な取引環境の構築を目的として資本業務提携

メルカリ<4385>は、本日(12月17日)、駿河屋と日本が強みを持つエンタメ・ホビー領域におけるグローバルコマースの推進および安心・安全な取引環境の構築を目的とした資本業務提携契約を締結したことを発表した。具体的な資本提携の内容は非開示。

本提携では、メルカリの越境ECを含むグローバル展開やAIをはじめとするテクノロジーへの知見と、駿河屋が長年蓄積してきた商品カタログデータ・在庫・国内外の店舗網・鑑定力を連携させ、日本最大級の品揃えと安心・安全な取引環境を構築する。

さらに、オンラインとオフライン店舗を組み合わせた「グローバルOMO(オンライン・オフライン連携)」を推進することで、エンタメ・ホビー商品の流通にとどまらず、日本ならではのリユース文化や多様な商品を通じた体験価値を世界へ届け、新しい価値循環の創出を目指す。

①「メルカリ」と「駿河屋」の在庫連携による日本最大級のエンタメ・ホビー商材の品揃えを実現
メルカリのマーケットプレイス上に駿河屋の全商品を連携させることにより、エンタメ・ホビー領域において日本最大級の商品数を実現する。日本国内での駿河屋の公式ECサイトは駿河屋.jpとメルカリ駿河屋店のみとなり、両サービス上で駿河屋.jp(公式オンライン)の全商品を同一価格で購入が可能。

②グローバル市場における販路の共同構築とOMO(オンラインとオフラインの融合)の強化
メルカリグローバルアプリ上で駿河屋の公式ECサイトを展開し、世界中の方が日本最大級のマーケットプレイスでエンタメ・ホビー商材の購入が可能になる。両社のアセットを活用し、日本のエンタメ・ホビーカルチャーの発信拠点となる「旗艦店」を国内外で展開する。オンライン(メルカリ/越境EC)とオフライン(駿河屋店舗)を連携させた、グローバル規模でのOMOマーケティングを推進する。

③駿河屋の商品カタログデータとメルカリのAI技術の融合による安心・安全な取引環境の構築
駿河屋の保有する約3000万件の商品カタログデータ及びカタログ構築能力と、メルカリの取引データ・AI技術を連携する。駿河屋の「真贋鑑定ノウハウ」を活用し、偽造品の排除による適正流通に向けた取り組みを国内外にて推進し、安心・安全な取引環境を構築する。

■今後の展望

メルカリは、本提携を起点に、オンラインとオフラインを連携させた新しい循環型リユースモデルを推進していく。まずはエンタメ・ホビー領域での取り組みを深化させ、将来的には他の商材カテゴリーにも広げることで、日本が育んできた多様な文化的価値を世界に届けるための基盤づくりを進めていく。

駿河屋は、本提携によりメルカリが持つ開発能力やオンラインサービス運営力を最大限に活用し、より信頼性の高い取引環境を整備することで、ボーダーレスで安全な商流を確立し、世界規模でのエンタメ・ホビー商材の循環と事業の飛躍的な拡大を強力に推し進めていく。

株式会社メルカリ
https://about.mercari.com/

会社情報

会社名
株式会社メルカリ
設立
2013年2月
代表者
代表取締役 CEO(社長) 山田 進太郎
決算期
6月
上場区分
東証プライム
証券コード
4385
企業データを見る
駿河屋(エーツー)

会社情報

会社名
駿河屋(エーツー)
企業データを見る