POFUPOFU STUDIOS、日本にインスパイアされた手書き世界を舞台にしたアドベンチャーゲーム『Seina: A Tale of Spirits』を2026年に発売

POFUPOFU STUDIOSは、ソロインディー開発者であるArgyro Brotsi氏が手がける新作ゲーム『Seina: A Tale of Spirits』を、PC、PlayStation 5、Xbox X|S、Nintendo Switch 2向けに2026年に発売する予定だ。価格やセール、デモ版の配信情報などは現在のところ公開されていない。

本作は、日本の自然や伝承にインスパイアされた、水彩画のような手描きの世界を舞台にしたアドベンチャーゲーム。まるで絵本の中に足を踏み入れたかのような温かい雰囲気の中、森の小道、古い神社、精霊が宿る場所を、プレイヤーは自分のペースで探検できる。世界観は日本の伝統的な価値観や自然とのつながり、そして細部へのこだわりから影響を受けている。

ゲームプレイは、リラックスした探索と親密な発見に焦点を当てたものだ。プレイヤーは水彩画の環境をさまよい、秘密を解き明かし、友好的な精霊と交流し、環境のディテールを観察することで、世界の物語が徐々に明らかになる。新たなティザートレーラーでは、主人公のMikaが迷子の猫を探す様子が描かれており、光る精霊や静穏な風景、そしてゲームを特徴づける穏やかなムードの片鱗を垣間見ることができる。

物語は、ダイアログやスピーディーな展開ではなく、ジェスチャーや表情、シンプルな交流を通じて表現されるノンバーバルな手法で展開する。Mikaが精霊の領域へと深く足を踏み入れるにつれて、彼女はそれぞれの世界の記憶を宿す神社や忘れられた道、古代の住居に遭遇する。旅は探索から自然な形で展開し、つながり、敬意、そして日常の瞬間の中に見いだされる静かな魔法といったテーマを強調している。

『Seina: A Tale of Spirits』は、Argyro Brotsi氏が日本を旅する中で得た個人的な経験と、村や自然、伝統への憧れによって形作られた。彼女の体験は、仲間意識、優しさ、そしてささやかな平和の瞬間についての物語を生み出している。POFUPOFU STUDIOSは、居心地が良く、心温まる、強い場所の感覚と感情的な温かさを持つゲームを生み出すことを目指す。

 

 

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