
マレは、ゲーム開発スタジオのダグドリア スタジオが開発する、最新の文章生成AIを使ったTRPG風デジタルごっこ遊びゲーム『サーガ&シーカー』の第二回クローズドβテストを開始した。PC(Steam/Windows)向けに2025年1月末にリリースを予定しており、本体価格は1500円(ゲーム内課金あり)である。現在、PC(Windows、Mac)で400人を対象とした第二回クローズドβテストを12月26日18:00から1月8日23:59まで実施中である。
本作は、文章生成AIの技術を用いた「物語錬成ゲーム」である。「粗削り、だから面白い」がコンセプトのゲーム開発スタジオ、ダグドリア スタジオが贈る、なりきりチャットやTRPGなどのキャラクター遊びをデジタルゲーム化したような令和版“キャラ創作あそび”ゲームだ。
プレイヤーはやりたいことをチャットに自由に書き込むだけで、キャラクターたちが生き生きと動き出し、唯一無二の物語が生み出される。従来のアドベンチャーゲームのような選択式ではなく、プレイヤーの行動の入力とAIによる物語の描写を繰り返して進んでいくシンプルなゲームプレイが特徴である。
キャラクター作成は自由入力であり、操作キャラクターだけでなくパーティに編成するNPCも自由に作成可能である。ステータスやスキル、性格や口調などの細かい設定をAIが実際にゲームプレイに反映させるため、作成したキャラクターたちとの冒険や、キャラクター同士の会話まで楽しめる。
第二回クローズドβテスト版では、新たに「ChatGPT」および「Gemini」系列の最新モデルに対応し、プレイヤーは文体やプレイスタイルに合わせ、ゲームマスターとなるAIを自由に選ぶことができるようになった。選べるモデルには、状況の整理が得意な「GPT-5.1」、重厚な情景描写やドラマチックな展開を作るのが得意な「Gemini 3 Pro」、テンポの良い描写を行う「Gemini 3 flash」などが含まれる。
また、第二回CBT期間中には、サイコロの出目による「判定」で行動の成否を決める「ダイスロールモード」の追加が決定している。キャラクターの能力と行動内容の組み合わせ次第で成功するかどうかが決まる、TRPGのようなハラハラとしたゲーム性を楽しむことができる。
キャラクターと共に飛び込むシナリオは様々なジャンルから選べるほか、プレイヤーがオリジナルのシナリオを作成し、読み込んで遊ぶことも可能である。シナリオをクリアすると、物語の内容に合わせた「スキル」や「思い出」が自動生成され、キャラクターに唯一無二の経験が蓄積されていく。作成したキャラクターデータや遊んだシナリオログはhtml形式で出力でき、SNSなどで簡単に共有が可能である。




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