【ゲームエンタメ株概況(12/30)】大納会の日経平均は史上初の5万円大台乗せ 『ネンサバ』の事前登録20万人突破でワンダープラネットが年初来高値を更新

大納会となる12月30日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比187.44円安の5万339.48円で取引を終えた。年末時点での5万円大台乗せは史上初となる。前日の米国市場安を受けて朝方から軟調な推移となったが、下値は限定的だった。
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は31銘柄(32%)、下落は59銘柄(61%)、変わらずは7銘柄(7%)で、下落した銘柄の方が多かった。
その中で、ワンダープラネット<4199>が急反発し、年初来高値を更新した。ワンダープラネットは、ブシロード<7803>と共同開発している新作モバイルゲーム『HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR』の事前登録者数が20万人を突破したと発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
同様にブシロードも小幅ながら3日ぶりに反発した。
ほか、KLab<3656>やユークス<4334>、オルトプラス3672>などが買われた。
半面、任天堂<7974>やコナミグループ<9766>など家庭用大手ゲーム株が総じてさえない。
業績予想の修正を材料に前日まで買われていたマイネット<3928>は3日ぶりに反落した。
そのほか、gumi<3903>やCRI・ミドルウェア<3698>、GENDA<9166>などが安い。

会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高23億1600万円、営業損益1億2900万円の赤字、経常損益1億5300万円の赤字、最終損益1億3100万円の赤字(2025年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199