サンリオ、第3四半期決算は営業利益51%増の623億円と大幅増益 日本中心に全地域が増収増益 業績予想の再度の上方修正も

サンリオ<7860>は、2月12日、2026年3月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高1431億9400万円(前年同期比36.7%増)、営業利益623億9800万円(同51.8%増)、経常利益634億5600万円(同48.7%増)、最終利益436億7900万円(同29.3%増)だった。

・売上高:1431億9400万円(同36.7%増)
・営業利益:623億9800万円(同51.8%増)
・経常利益:634億5600万円(同48.7%増)
・最終利益:436億7900万円(同29.3%増)

 

日本を含む全地域で増収増益を達成し、国内外の事業で大幅な成長を遂げた、としている。国内外のライセンスおよび物販事業では、前期の50周年施策で人気がさらに高まった『ハローキティ』に加え、今期は『クロミ』や『マイメロディ』などの周年施策を講じたキャラクターの認知度も向上し、グローバルで様々なキャラクターの人気が継続したことが奏功した。なお、サンリオグループ共通の会員サービス「Sanrio+」の会員数は2025年12月末現在で約310万人となった。

 

■日本

売上高は852億円(前年同期比34.1%増)、営業利益は406億円(前年同期比48.8%増)となった。

【物販事業・ライセンス事業】
『ハローキティ』に加え、2025年に周年を迎えた『クロミ』や『マイメロディ』を中心とした複数キャラクター戦略が奏功した。物販事業では、2025年11月の東京キャラクターストリート店、12月の原宿店の新規オープンが計画を大きく上回る実績を記録した。ライセンス事業は、飲料、外食、コスメ、アパレルなど幅広いカテゴリーで売上高を大幅に伸ばした。

【テーマパーク事業】
サンリオピューロランドは人気アトラクションを「The Quest of Wonders Parade」として10年ぶりにリニューアルした。また、ハーモニーランドとともにシーズンイベントが人気を博し、両施設とも売上高の増加により増益となった。

 

■欧州

売上高は79億円(前年同期比128.3%増)、営業利益は23億円(前年同期比163.4%増)と大幅な伸長を見せた。ライセンス事業における複数キャラクター戦略の継続やグローバルブランドとの取り組みが奏功し、特にアパレルと玩具カテゴリーが売上高を牽引した。

 

■北米

売上高は188億円(前年同期比3.2%増)、営業利益は58億円(前年同期比13.1%増)となった。ライセンス事業は玩具、アパレル、デジタルカテゴリーの売上高が伸長し、複数のキャラクターが登場するゲームコンテンツの多プラットフォーム配信が認知度向上に貢献した。

 

■南米

売上高は22億円(前年同期比98.5%増)、営業利益は6億円(前年同期比59.0%増)を記録した。ライセンス事業では、アパレル、ヘルス&ビューティー、文具などのカテゴリーが好調に推移し、『マイメロディ』、『クロミ』、『シナモロール』など『ハローキティ』以外のキャラクターの人気も高まった。大手グローバルブランドによる商品展開やグローバルファストフードチェーン店とのコラボレーションが売上を牽引した。

 

■アジア

売上高は288億円(前年同期比57.6%増)、営業利益は149億円(前年同期比72.1%増)と大きく成長した。中国ではライセンス事業における複数キャラクター戦略が奏功し、『クロミ』や『マイスィートピアノ』なども人気を博したほか、物販事業の新店舗オープンが売上高を大幅に増加させた。韓国、台湾、東南アジアにおいてもライセンス事業が好調に推移し、地域ごとの人気キャラクターやカテゴリーが売上増加に貢献した。

 

■26年3月通期予想を上方修正

同時に、2026年3月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高1906億円(前回予想1843億円)、営業利益751億円(同702億円)、経常利益764億円(同713億円)、最終利益520億円(同494億円)、EPS215.84円(同204.26円)とした。

・売上高:1843億円→1906億円
・営業利益:702億円→751億円
・経常利益:713億円→764億円
・最終利益:494億円→520億円
・EPS:204.26円→215.84円

【従来予想からの修正率】
・売上高:3.4%増
・営業利益:6.9%増
・経常利益:7.1%増
・最終利益:5.2%増

【前年実績との比較】
・売上高:31.5%増
・営業利益:44.9%増
・経常利益:42.9%増
・最終利益:24.6%増

グローバルで推し進めている複数キャラクター戦略や様々な施策が奏功し、『クロミ』や『マイメロディ』をはじめとする自社キャラクターのさらなる人気の高まりを受けて、業績は計画を上回って推移した。そのため通期においては、第3四半期までの好調な業績を織り込むとともに、第4四半期でも引き続き堅調な売上推移が見込まれると予想したため、と説明している。

株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高1444億400万円、営業利益518億600万円、経常利益534億5300万円、最終利益417億3100万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
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