【コトブキヤコレクション2026レポート】ずっと待っていた。だから100枚撮った——ナリタタイシン、初フィギュア化



2月13日〜15日、秋葉原UDXギャラリーで開催された「コトブキヤコレクション2026」。会場には数多くのフィギュア原型が並んでいたが、筆者の目的はただひとつだった。

ナリタタイシン。

『ウマ娘 プリティーダービー』初期から実装されていながら、長らくスケールフィギュア化されてこなかった彼女が、ついに立体になる。その原型を、この目で見るために会場へ向かった。

そして、撮った。100枚。

なぜ100枚なのかと問われても、うまく答えられない。ただ、シャッターを切る手が止まらなかった。それだけのことだ。

本稿では、その100枚すべてを掲載する。最後に、少しだけ言葉を添えて。



















































































ナリタタイシンのフィギュアを100枚撮った。

100枚という数字に意味があるのかと問われれば、正直なところ分からない。ただ、このフィギュアを前にしてシャッターを切る手が止まらなかった。角度を変え、光を変え、寄って引いて、また寄って。気づけば100枚だった。それだけのことだ。

ナリタタイシンのことは『ウマ娘』の初期から好きだった。

小さな体に宿る、燃えるような闘志。どうしようもない状況に置かれても、打破しようともがき続ける姿。うまくいかなくて苛立ち、それでも絶対に諦めない。そのくせ時折見せる少女らしさや、ちょっとめんどくさいところ。そのすべてが愛おしい。

彼女は常にクールだ。けれどその内側には「見返してやる」という熱が静かに、しかし確実に燃えている。表に出さないからこそ、滲み出る熱量に惹かれる。

いじっぱりで、素直じゃなくて、不器用で優しい。

そんなナリタタイシンのフィギュアを、ずっと待っていた。

「いつ出るんですか」とサイゲームスの広報さんに言い続けたこともある。冗談めかしてはいたが、本気だった。他のウマ娘が次々と立体化されていく中で、タイシンはいつだ、タイシンはまだか、と思い続けた年月があった。

そして、ついに目の前にいる。

コトブキヤが立体化したナリタタイシンは、まさに「分かっている」造形だった。かっこよくて、可愛い勝負服。闘志に燃える眼光。ぴょんと立った耳。そのすべてが「これがナリタタイシンだ」と主張している。

だから100枚撮った。

この造形のすべてを記録したかった。待ち続けた時間の分だけ、シャッターを切りたかった。正面から、横から、煽りから、俯瞰から。あらゆる角度のタイシンを収めたかった。

100枚で足りたかと聞かれれば、正直に言う。

全然足りない。

(文・写真 ライター:長戸勲[sasuke_in])


株式会社壽屋(コトブキヤ)
https://company.kotobukiya.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社壽屋(コトブキヤ)
設立
1953年1月
代表者
代表取締役社長 清水 一行
決算期
6月
直近業績
売上高165億200万円、営業利益16億1000万円、経常利益15億8500万円、最終利益10億9100万円(2025年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
7809
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