バンダイナムコ、玩具とゲーム好調で通期営業益予想を51%上方修正…テイルズや仮面ライダーが貢献

バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(10月26日)、2012年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高4200億円(前回予想4000億円)、営業利益250億円(同165億円)、経常利益260億円(同165億円)、当期純利益150億円(同85億円)とした。前回予想からの修正率は、売上高5.0%増、営業利益51.5%増、経常利益57.6%増、当期純利益76.5%増となっている。

 

 

同社では、トイホビー事業やコンテンツ事業が国内を中心に好調に推移するとともに、アミューズメント施設事業についても既存店を中心に堅調な推移となったため、としている。

具体的には、トイホビー事業では、「海賊戦隊ゴーカイジャー」や「仮面ライダーフォーゼ」のキャラクター玩具が人気となったことに加え、デジタルカードゲームも好調だった。

また、コンテンツ事業では、9月に投入したPS3向け「テイルズ オブ エクシリア」や、PSP向け「AKB 1/48 アイドルとグアムで恋したら・・・」などの家庭用ゲームソフトが好調に推移するとともに、業務用ゲーム機でも定番の景品機器のリピート販売や景品の販売が寄与した。

このほか、映像音楽コンテンツについても、今期より投入した「TIGER & BUNNY」の映像パッケージソフトが夏季商戦で人気だった。

セグメント別の見通しは以下のとおり。

 

株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
企業データを見る